BeerとCheese

ベルギーに来て以来、すっかりはまったベルギービール。その種類は約800種類にも上ると言われます。

醸造所訪問をメインに、飲んだビール達を紹介していきます。

そしてチーズ大国、フランス・オランダ・ドイツに挟まれたベルギーは、もちろん美味しいチーズが沢山!チーズと言えばカマンベールくらいしか知らなかった私ですが、ベルギーに来ていろんなチーズを試しています。そんなチーズの記録もこちらで残しています。

ベルギービールとチーズ関連のオススメの本たち

ベルギービール大辞典

著者である田村さんが、マイケルジャクソン(後述)の分類をベースに、彼流にベルギービールを12のジャンルに分け、ジャンル別に解説してくれています。体系的に理解しやすく、ベルギービールの入門にはぴったりの本。

ただ、ベルギーでは一つの醸造所がいろんなタイプのビールを作っているので、同じ醸造所のビールが本の随所に点在してしまうのですが、それは構成上しょうがない。私は入門ならこの本から始めることをオススメします。

 ベルギービールという芸術

上記のベルギービール大辞典を文字に起こしたものです。

文章になっているものを読むと頭にはいってきやすい。ベルギービール大辞典と一緒に読むことをオススメします。

この本を読んでいると、本当に著者のビールへの愛が伝わってきて、読んでいるこっちまで幸せになる、そして無性にビールを飲みたくなる一冊です。

ベルギービール大全

こちらもマイケルジャクソン流の分類をベースにベルギービールを分類。分類のプロとビールのプロによる共著というおもしろい本です。

ただ、掲載のアプローチは「醸造所ごと」なので、初めてベルギービールに触れるという方にはちょっと分かりにくいかも。というのは、上述のように、ベルギーでは一つの醸造所がいろんなジャンルのビールを作っているからです。ベルギービールをどのようなアプローチで説明するかというのはとても難しいチャレンジですね。

この本では、醸造所にまつわる小ネタを入れてくれているので、読んでいて楽しい。私は醸造所訪問が好きなのでこの切り口も好きです。

ベルギービール入門

全てイラストでベルギービールを紹介し、料理とのペアリングの提案がされている本。

イラストはとっても可愛いですが、写真の方が分かりやすいかな…というのが素直な感想。

お料理好きな方にはオススメな一冊です。

ランビック

ベルギーの自然発酵ビール、ランビックの専門書です。これほど詳しくランビックのことが母国語で読めるなんて感動!

世界的に見てもかなり詳しい本で、その詳しさにはただただ脱帽。

専門書で詳し過ぎるので、ベルギービールをざっくり理解という観点からは外れますが、ランビックファンの私のバイブルです。

ビール界のカリスマ、マイケルジャクソンの書籍の田村氏による翻訳。

とても良いのですが、ちょっと情報が古いのが難点。でも伝統的な製法のビールには20年くらいの歳月なんて大したことないのかもしれません。

小難しそうにみえて、とても読みやすい本だし、マイケルジャクソンが私たちに語りかけるように書いてあるのも楽しいポイント。

ビール好きなら誰でも知っているマイケルジャクソンの本、とてもオススメですが入門にはちょっと詳しすぎるかも?です。

ビアーテイスターである著者が、何度かベルギーに足を運び醸造所を巡ります。

固いことはまったく書いていなくてすらすらと読める。かなり口語調の体験記的なものなので、本というよりブログを読んでいるような感覚です。

写真も豊富に入っていて、臨場感たっぷりに自分も一緒に醸造所に行ったような気分になれる一冊です。


ちょっと古いですが、教科書的に読めるチーズの図鑑。ポケットに入るミニサイズなのでお出掛けするときも持って行けちゃいます。体系的にチーズを学ぶことができて重宝する1冊!

本の方はちょっと値段は高いですが(4000円以上)、Kindle版は2000円台なので私はこっちを購入。結構読むところが多いので電子書籍で十分です。元チーズのメーカーで働いていた著者が、チーズが出来るまでを科学的な目線から教えてくれます。載っているチーズの数は少ないですが、図鑑では知れない小話が載っているのが楽しい。

私のお気に入りのチーズ漫画。主人公のレミちゃんがチーズが大好きでもりもり食べる様子が気持ち良い!(笑)

いきなり専門書から読むと挫折してしまうので、チーズの入門書にはぴったりです。全5巻で電子書籍あり。

チーズ界のカリスマである本間るみこさんが書いたチーズ&ワインのマリアージュ本。私はワインはさっぱりなので、チーズのところしか、しっかり読みませんでしたが、チーズにも「旬」があることや、様々なチーズの小話が読めて勉強になりました。新書なのでさらっと読めます。電子書籍あり。