ベルギー人によるブリュッセル案内

先日、インターネットの言語交換プログラムで知り合ったベルギー人とビールを飲みに行ってきました! こちらがそのサイト(https://www.mylanguageexchange.com/)。

語学のマッチングサイトで、日本語を学びたいベルギー人と、フランス語を学びたい日本人の私が、お互いに母国語を無料で教え合います。

今回会った人はメールはちょくちょくしていたのですが、実際に会うのは初めて。


35歳男性、なんとグランプラスから徒歩5分のところに住んでいる超都会っ子でした!!

こんな都会に住んでいる人がいたのかぁ、とびっくり。

今回はそんな都会っ子の彼にブリュッセルの観光案内をしてもらい、かなり楽しく濃く、実りのある1日でした。とにかく色々詳しい!


まずはこちらでビールを1杯。

私はワロンの定番人気ビール、La Chouffeを。彼はHapkinという聞いたことないビールをオーダー。Hapkinって何だって思ったら、あのMaesを作っているAlken Maesのエールでした。




若干お腹が減っていたのに、まずLa Chouffe(8%)から入ってしまったことをちょっと後悔しつつ、2軒目のお店に。道中にはブリュッセルの壁アートを沢山紹介してくれました。

今までぼんやりとしか見たことありませんでしたが、改めて見てみるとどれも個性的で楽しい。

全て違う作者によるものだそうです。彼はほぼ全ての作者の名前を知っていたのですが、果たして同じレベルで私は東京案内が出来るだろうか…と、もっと日本も知らねばなぁと思いました。



ではブリュッセルのダウンタウンのウォールアートを一挙ご紹介!!


この絵の女の子は日本人だとか。


2つの壁にまたがったお魚さん。これはなかなかお気に入り!


これは昔、ブリュッセルの旧市街を囲んでいた壁の一部が残っている場所。こんなところがあったとは!



こちらもブリュッセル名物、小便犬。この犬は雑種だそうで、フラマン人やワロン人で構成されているベルギーを象徴しているそうです。

小便小僧、小便少女、小便犬…なんかブリュッセルの名物ってあまりキレイではないですね(笑)


お腹が空いたので次は夕ご飯を食べに。

彼オススメのハンバーガーが美味しいというレストランに連れて行ってもらいました。

私はフォアグラのサラダをチョイス。これがすごく美味しかった!!ビールは酔わないように今度は白ビール(Blanche:5%)に。



お次は3軒目!私が「Brasserie de la senne」醸造所がお気に入りと言ったら、そこのビールが置いてあるビアカフェに連れて行ってくれました。どのビアカフェにどのビールがある、ということが頭に入っているなんてすごい!

Brasserie de la SenneのHP ↓

こちらが行ったカフェ↓



そして最後はこの近くのランビックが美味しいMoeder Lambicで。

だいぶほろ酔いになってきたので小さいビールを2杯で終了。改めてメニューを見てみると、ここのビールはほんとに珍しいものが多いし、頼みたくなるものが沢山!

また後日じっくり来て真剣に飲もうと思います。


さて本日はこの辺でお開き。

今日は4時間半、ずーっと英語でしゃべりっぱなしでかなり疲れましたが勉強になりました!私の拙い英語に付き合ってもらい感謝。あとフランス語も少し話しました。どうしても互いに優位な言語(今回は英語)での会話になってしまいますね。

そして彼はしっかり聞いてくれるなぁと思っていたら、ベルリッツ(有名語学学校)のフランス語&オランダ語の先生でした!さすが!

この間同じサイト繋がりで知り合った人もベルリッツの先生で、フランス語とスペイン語を教えている人だったので、このサイトはほんとに語学好きが多いです。ちなみにその時はほぼスペイン語での会話になってしまいました。

あと、もう一人日本語を勉強している大学生とも会ったのですが、その時はほぼ日本語。

ということでなかなかフランス語の勉強出来ず…(笑) ですが、皆さんからベルギーのことを色々と教えて貰うことが出来て毎回本当に楽しいです。


そして皆さんマルチリンガル(4カ国語以上話せる)!!

3人とも片方の親がワロン(フランス語圏)、もう片方の親がフラマン(オランダ語圏)の出身で、お父さんとお母さんと、それぞれと話す時の言語は違うそうです。家族での会話も状況によって言語を使い分ける。もう想像も出来ない世界!


とっても刺激的な一日で、この日は言語熱が高まって、家に帰ってAmazonでフランス語の問題集を衝動買いしちゃいました(笑) 


Atlanta Life ~via Belgium~

2015年~2017年はベルギーで。2017年8月よりアメリカはアトランタで生活を始めました。

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