裏ビアフェス!?「GOOD BEER FEAST!」に参戦!
先週の土曜日、Brussels Beer Projectが主催するビールのイベント「GOOD BEER FEAST!」に参加してきました(イベント詳細はこちら)。
今年で3回目となるイベントで、会場はSt. Cathrine広場。ちょうどグランプラスで超有名なBelgium Beer Weekendというビアフェスをやっていたので裏チャンネル的で面白かったです。あちらは伝統的、こちらは革新的といった雰囲気。
<会場の雰囲気>
去年はベルギーに来てベルギービールに目覚めた年で、初めてのビアフェスがグランプラスのBelgium Beer Weekendでした(その時の記事はこちら。初々しい!)。何も分からず適当にビールを飲んでいたなぁと懐かしく思い出しながら、でもまだまだベルギービールのこと全然分かってないじゃないか!とベルギービールを勉強しようと決意した初心を思い出しながらキリっとした気持ちになりました。といっても飲んだらすぐ楽しくなってすぐ忘れちゃうんですがね(笑)
今回のイベントは、この間のフラワーカーペットで知り合ったひきりんさんと一緒に参戦。
ひきりんさんがブログでその時の記事を書いてくれていました(^^)
お互いの友人も一緒にワイワイ飲んで、たくさんの種類のビールを味見できて幸せ!そしてブログを書いているとこういう風にお友達が出来ることも嬉しいことの一つです。たかがブログかもしれませんが、されどブログ。コツコツ書いてきて良かったなぁと思った瞬間でした。
Brussels Beer Projectは以前醸造所兼カフェに行ったことがあり、とても気に入っていたのですが(その時の記事はこちら)、今回のイベントもとても楽しかったです。
日本を含む、世界中から13の醸造所が参加し、事前に予約していた18ユーロのセットで7杯(1杯12.5cl)のビールを試飲することが出来ました。もちろん当日飛び込み参加もOK。
色々飲み過ぎてあまりどれがどれか覚えていないのですが、印象的だったものをちょっと紹介しておきます。
まずは私が1杯目に選んだ「The Cream Ale」(Anspach&Hobday醸造所@UK)というビール。
クリームエールは7月にデンマークで初めて飲んで、名前の通りのクリーミーだけど、でも爽やかな飲み口がとっても気に入ったので1杯目に軽く飲むのにぴったり!と思って選んだのでした(写真左)。
このクリームエール、結構面白いビールでして、実はエールなのにラガーの特徴を持つというハイブリッドなビールなんです。アメリカで誕生したビアスタイルで、当時ピルスナーが流行っていたのですが、ピルスナー用の酵母が手に入りにくい状況だったため、上面発酵(エール)用の酵母を使って、なんとかピルスナーの味を出せないだろうかと工夫して発明されたビールです。その工夫とは、一次発酵の後、ラガーの製法である低温で熟成をし、エール特有のフルーティなエステルを減少させスッキリとした飲み口に仕上げるというもの。
クリーム・エールはアメリカンスタイル・ラガーと関連する。一般に軽く爽やかな風味に醸造され、淡い黄色から淡い金色である。ホップと麦芽の風味は通常抑えられるが、幾つかの醸造所はより積極的な特徴を与える。クリーム・エールは上面発酵であるが、一次発酵が完了した後、通常冷蔵保存または貯蔵期間を持つ。これによりフルーティーなエステルを減らし、爽やかな風味をビールに与える。Wikipediaより
ブリュッセルではあまり見かけないクリームエール、またビアフェスで発見したら飲んでみようと思います。
お次はHoh Ten Dormaal醸造所。
ここの醸造所は以前訪問したことがあって(その時の記事はこちら)、99%自給自足という醸造所なのですが、酸っぱいクリークがあるということで試してみました。
私は香料と甘味料が入った甘ったるいクリークは苦手なのですが、酸っぱいリンゴ酢みたいなクリークは大好物!さすが、Hoh Ten Dormaal、裏切らない酸っぱさで爽やかに飲めました。
他にもものすごく沢山飲んだのですが、美味しかったなぁ~というくらいの記憶しかないのでこの辺りで。。
最近あまりビアフェスに行っていませんでしたが、ビールは美味しい!と再認識&ベルギービール以外も楽しい!とちょっと視野が広がった1日でした。
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