ついに!就労ビザGET!!

先日ついにWork permitを取得しました。

約2カ月かかったけどまぁまぁ早かった方かな?これで晴れて11月から働けることになります。 

去年の6月に仕事を辞めてベルギーに来たから、働くのは1年4ヶ月ぶり。Excelのショートカットキーも忘れちゃったし、経理の知識も抜けちゃったし、ほんとに働けるのかな、と不安しかありません。。 

日本で仕事を辞めてベルギーに来たばかりの頃はほんとに辛くて、友達もいないし、毎日何をして過ごせばいいか分からなくて、自分が無価値な人間のように思ってしまっていたけど、だんだんとこっちの生活にも慣れてきて、ベルギーが大好きになって、語学学校にも行って、友達も出来て、いっぱい遊んで旅行して、日々充実してくると、今度はまた環境を変えるのが怖くてしょうがなくなってしまいます。 


でも自分で望んだことだし、何よりも私が働けるように、今回の件で沢山の人にお世話になっているので、恩返しをしなければという気持ちもあるのですが、やっぱり不安で胸がキューっとなってしまいます。  ろくに英語も出来ないし、フランス語も初級だし、オランダ語なんてまったく分からないし、大したスキルもない私を雇ってくれたのだから、ここはもう努力と情熱とコミュニケーション力でカバーするしかないですね。 

仕事以外の小さなことも心配だったりします。例えばお昼ご飯は誰と食べよう、同僚とちゃんと会話出来るかな、とか。電話の受け答えはどうやってやるんだろうとか…。

でもまぁ、案ずるより産むが易し。 かなり緊張していますが、11月から新しい環境に飛び込んでみようと思います!

 私は前のめりな性格なので、個人的には残業してでも、持ち帰ってでも早く仕事を覚えて会社に貢献したい!と思っているのですが、そういうのはこの国の考え方とはちょっと違うようです。 

先週のフランス語の授業で自分の国の働き方について話す、という1コマがありました。そこで驚いたのが日本語の「過労死」という言葉が、そのままフランス語で「Karoshi」になっているということ。以下はフランス語のウキペディアから引用。


Karōshi ( littéralement « mort par sur-travail ») désigne la mort subite de cadres ou d'employés de bureau par arrêt cardiaque par suite d'une charge de travail ou d'un stress trop important. Le karōshi est reconnu comme une maladie professionnelle au Japon depuis les années 1970.


ついこの間も、日本では悲しい事件があったばかりでした。私と同世代の女の子だったこともあり、なおさらショックでした。亡くなった方にはご冥福をお祈りします。こんな悲しいことはもう起きませんように。。

ベルギーに住んでいて、ベルギーと日本の働き方の違いにかなりのギャップを感じます。ベルギー人は17時くらいには仕事を終え、家に帰ります。ワークライフバランスがしっかり取れている感じ。それでいて1人当たりのGDPは日本よりも高いのが驚き。

ベルギーには日本のようなコンビニなんてないし、スーパーは20時には閉まっちゃうし、日曜日も開いていないけど、早く家に帰ってくるし、なければないでちょっと不便だなってくらいでそんなに困りません。日本は24時間営業のコンビニやスーパーがあって便利だけど、自分で自分の仕事を増やしているように見えます。スーパーやコンビニの話はただの一例に過ぎず、こういうことはものすごく沢山あります。日本のサービスはすごいと思うけど、私は便利の代償が過剰労働ならば、ちょっと不便でいいので、ベルギーのようなゆったりとした生活がいいな。


  「Karoshi」なんかより、「Omotenashi」や「Mottainai」がもっともっと日本語発の国際語になって欲しいですね。 



秋真っ盛りのベルギー。

昨日はワロンのCHIMAYというフランス寄りのところにドライブしてきました。森の中で撮った写真です。

Atlanta Life ~via Belgium~

2015年~2017年はベルギーで。2017年8月よりアメリカはアトランタで生活を始めました。

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