南イタリア旅行 Matera(マテーラ)へ!
南イタリアのBari(バーリ)からMatera(マテーラ)に行ってきました!
シャルロワ空港からライアンエアーで2時間、1泊2日の弾丸旅行、小さいリュックサック1つで行ってきました。こんなに気軽にイタリアに行けるなんて嬉しい
バーリは小さい街で交通網もしっかり整っているので動きやすい。空港からも電車で15分くらいであっという間に市街地に出てきました。
ベルギー在住で旅行の行き先に困ったらぜひバーリに行ってみてください。
バーリ自体には特に見どころはないのですが、ここを拠点にして2泊3日でアルベロベッロとマテーラに行くのがオススメです(^^)
バーリからマテーラへ行くにはバスと電車の行き方がありますが、電車の方が分かりやすいし便数も多いので我々は電車をチョイス。Bari Nord駅からマテーラ行きの電車が出ています。駅のチケット売り場の人は丁寧に教えてくれるので分かりやすいです。
電車の出発まで30分ほど時間があったので駅のバールで一服 この辺り限定の「エスプレッシーノ」というカフェを頼みました。濃い目のカプチーノといった感じでエスプレッソよりも大きく、カプチーノよりも小さいカップで出てきます。美味しい!何で他の地域にないのか不思議です。
<こちらがエスプレッシーノ>
BariからMateraは電車で1時間半。Matera Centraleという駅で降ります。
車窓からで上手く写真が撮れてないのですが、道中の景色が実に素晴らしかったです。遠くまで続くオリーブ畑、そして春の花々がオリーブの木の下に咲き乱れ、黄色の菜の花や赤色のアネモネが美しい絨毯のようにびっしりと地面を埋めており見入ってしまいました。
春のイタリアもいいもんですね
<キレイに撮れてませんがこんな感じの風景>
さてさて、ここからマテーラの写真をどどんと!
の前に…そもそもマテーラってどんなところ?という方のために…マテーラはその洞窟住居群で有名です。ここは世界遺産にも登録されており、渓谷の斜面の岩肌を掘って造られたサッシ(岩を意味するイタリア語)と呼ばれる洞窟住居群が約3、4000も何層にも重なっています。
このサッシ住宅は8~13世紀ごろにムスリムの迫害を逃れてやってきた修道僧達が造ったそうです。その後15世紀ごろにはオスマン帝国からアルバニア人やセルビア人も移り住みました。だからちょっと中東の雰囲気が漂っているのでしょうか。。詳しい説明はウィキペディアご参照。
モノトーンの家が斜面に沿って建っているのは本当に圧巻です!
サッシの中は迷路のようになっていて、細い路地がずーっと続いています。
地図を見てもよく分からないので気の向くままに散歩をしていきます。
とにかく全てが石(石灰岩)なので照り返しもすごく眩しい。4月なのに夏のように暑く、汗をかいてしまいました。洗濯物もよく乾きそう!ベルギーは洗濯物を外に干すのはダメなので、こうやっていいお天気の下、洗濯物が干されているとつい羨ましいなぁ~と眺めてしまいます。
地面はこんな感じになっていて、ずっと歩いているとかなり足に堪えます。絶対歩きやすい靴で来るのがオススメ。
日本人には1人も会いませんでしたが結構観光地化されていてオシャレなホテルもちらほら。
外灯もレトロな感じで雰囲気があります。
こちらはフレッシュな草とモノトーンのサッシとのコラボレーション。
ギャップがなかなかいい味出しています。あとサボテンも沢山見かけました。
古いサッシ群もあります。
こんなところに住んでいたなんてきっと厳しい生活だっただろうなぁ。。
これはものすごく美味しかったピザ。ハムとピスタチオとアーモンドとチーズのピザです。
初めて食べる味!あまりにも美味しくて完食してしまいました!
マテーラ滞在は約5時間でしたが結構満喫できて満足です♪
でも欲を言えば夜景も見たかったのでやっぱり1泊2日は弾丸過ぎました…
おまけ
猫が大好きで旅先で猫を見るとすぐ写真を撮ってしまいます。
サボテンの下でおおあくびをする猫を激写!マテーラでは2匹の猫を発見しました。
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