私のチーズ入門10 「自己主張しない?!リコッタチーズ」
今日はベルギーの普通のスーパーで簡単に手に入るリコッタチーズ!
この間行ったイタリアン教室の前菜レッスンでも4品中2品に使っていた、イタリアではとってもメジャーなチーズ。日本でもちょっと前に大ブレイクした「リコッタチーズのパンケーキ」でご存知の方も多いかもしれません。
買ったのはこちら↓ 一番メジャーなイタリアNo.1です
まずはそのまま食べてみます!
見た目はこんな感じ↓
写真を撮り忘れたのでこちらから拝借しました。
味はほんのり甘く、さっぱりしていて食べやすいです。豆腐みたいな感じ?
そのまま食べるとちょっとパンチがないのですが、色んなものとよく合うチーズです。
フルーツと一緒に、ジャムや蜂蜜をかけて、塩や胡椒も◎、豆腐っぽく醤油をかけてもOKです。
もちろん料理の材料としても大活躍。
こちらは先日のイタリアンレッスンで作った、リコッタチーズを使った2品。
そして自分でも作ってみました♪
リコッタチーズとトマトソースのパスタ。
これはイタリアンの先生に教えてもらったんですが、びっくりするくらい簡単で美味しいです。
2人分だと、オリーブオイルをフライパンで熱し、トマト缶(カット)を1つ投入、ふつふつしてきたらリコッタチーズを入れ(量は適当、私は100gくらい)、パスタとあえて完了!ぜひ試してみて下さい(^^)
そして2品目は冒頭でもちょっと触れた、リコッタチーズのパンケーキ。
billsのパンケーキ、世界一美味しい朝食として評判になって一時期東京では2~3時間待ちのこともありましたね。でもおうちでも簡単に出来るんですよ~! レシピはこちらを参照。
我が家は混ぜる機械がないので手でメレンゲを作りましたが、それでも問題ありませんでした。
重たくなくて、ふわふわで軽くトッピングがとっても良く合います。
美味しく出来て、旦那さんからも好評だったのでまた作ろうと思います♪
さて、そんなリコッタチーズ、とても爽やかに食べられるチーズなのですが、理由はその製造方法にありました。「リコッタ」とはイタリア語で「二度煮る」という意味。
チーズを作るとき、牛乳に凝固剤を入れて熱していくと、固形のチーズになる部分と乳精(ホエー)と呼ばれる薄い液体に分離してきます。リコッタチーズは、この乳精部分を再度煮詰めて(=リコッタ)作った“再利用”チーズなのです。そういう意味ではとても珍しいチーズですね。チーズを作るときに出る副産物で作られるチーズなのですから。
上記でたくさんレシピを紹介しているように、リコッタチーズはあまり個性がなく色んな料理に使えるため、イタリアでは無個性で自己主張をしない男性のことを「リコッタみたいな男」と言ったりするそうです(笑)
そんな言い回しがあるくらいイタリアではポピュラーなチーズということですね。
次はリコッタチーズのチーズケーキに挑戦してみようかなと思います^^
Ricotta(リコッタチーズ)
- 基本DATA
- タイプ: フレッシュタイプ
- 産地: イタリア全土だが南イタリアが中心
- 原料: 羊牛、牛乳、水牛乳の生乳、ただし近年は生クリーム添加
- 表皮: なし
- 中身: 白色でボソボソとしている
- 形状: プラスチックの容器入り
- 熟成: なし
- マリアージュ: 料理による
- 味: さっぱりとして何にでも合う
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