コペンハーゲン旅行　美味しいコーヒーを飲みたい！編

2泊3日でデンマークのコペンハーゲンに行ってきました。

ベルギーからコペンハーゲンは最安値で片道なんと13ユーロ。年間を通して安定的に安いので、ベルギー在住の方、オススメの旅行先ですよ！

ガイドブックはこちら↓　が素晴らしいです。

この本のおかげで楽しめたと言っても過言ではないくらい、ほんとに私の趣味にばっちり一致で、少ない日数で効率的に楽しめました。

そして今回の旅の目的は…

• 美味しいコーヒーを沢山飲み、美味しいパンを食べること
• デンマーククラフトビールを飲むこと
• デンマークアンティークをGETすること

全て達成してきました！

ではまず、美味しいコーヒーから。

実はデンマークはコーヒー消費量が世界3位、そして、世界バリスタ選手権のチャンピオンは最多の4名輩出。あまり知られていませんが、コーヒー大国なのです。

今回はそんなバリスタチャンピオンがいるカフェを回ってきました。行ったカフェは2日間で8軒。さすがにお腹タプタプですが、美味しいコーヒーが飲めて大満足。

まずはこちら「Eurppa 1989」なんと世界バリスタチャンピオンを3名も輩出したコーヒーの聖地。

かなりレベルの高いカプチーノでした。エスプレッソショットをシングルかダブルか聞いてくれるなんてブリュッセルでは一度もないなぁ。

そしてお次は「Coffee Collective」と「Meyer's Bageri」。

Meyer's Bageriでコペンハーゲンで一番美味しいと噂のシナモンロールを買って、向かいのCoffee Collectiveで頂きます。かなりずっしりなシナモンロールはデンマーク名物。朝8時にこれを１つ食べただけで、14時くらいまでお腹が空きませんでした…(笑) バターがたっぷり入っていて、サクサクした食感もあり、この間ノルウェーで食べた、もっちりと優しい味のシナモンロールとは全く違ってびっくり。私の好みはノルウェーでしたが、ご近所の国でもこんなに違うものかととても驚きました。

ドリンクはラテのダブルをオーダー。文句なしの美味しさです。

次は「Estate Coffee（Coffee First）」

こちらも世界トップバリスタが手掛けるカフェ。そんなバリスタのカフェが飲みたかったのですが…、一日に何杯もコーヒーを飲み過ぎてもう胃が受け付けてくれない…

ということで泣く泣くオレンジジュースをオーダーしたのでした。。

もちろん妥協なしのフレッシュオレンジジュース！　美味しく頂きました。

2日目の日は朝から上記のEstate Coffeeに行ったのですが、夏だけ営業時間が1時間遅く(8時半～)、待ってられない！ということで近くのカフェで妥協。。

でもここのパンが驚くほど美味しかった。

右はシナモンロール、左がケシの実がついたデニッシュで、中にはさつまいものペーストのようなものが入っています。なんだかとっても懐かしい味！そう、日本でよく食べていた“さつまデニッシュ”そのものです。後で調べてみたところ、昔、とある日本人がデンマークに行ってパンを食べ、その味に感動し、日本で販売を始めたとか。だから日本でこのパンが広がり、「デニッシュ（デンマークの）」と言うようです。ちなみにデンマークではパンは「ヴィエネーブロー（ウィーンのパン）」と言います。他の店でも食べましたが、このパンは本当に美味しかった。

そしてこちらは、あの「Royal Copenhagen」の本店横のカフェ、「Royal Smuchi Cafe」。

ここではRoyal CopenhagenのC&Sでコーヒーを頂くことが出来るのです。

とってもお高いブランドなので（買うと1脚１万円前後）、買うのは躊躇してしまうのですが、一度くらいはこの器で飲んでみたいもの。

淵に口をつけると滑らかでとても気持ちの良いフィット感。BOCHの素朴な感じもいいですが、こちらのロイヤルな感じもたまにはいいですね。

そんなこんなでカフェに入り浸った２日間。

しっかりコペンハーゲンのカフェを満喫してきましたが、私はカフェに関してはこの間のノルウェーに軍配が上がりました。

ご近所さんで、２カ国ともコーヒー大国なので似たような感じかな、と高を括っていたのですが、全然そんなことはない。ノルウェーでは、ドリップコーヒーは産地別のストレートが数種類あったのに対して、デンマークではどの店も１種類のみ。でもエスプレッソビバレッジに関してはどちらも遜色なしでした。

北欧では、コーヒーの農家と直接取引をする「ダイレクトトレード」というのが広がりを見せているそうです。カフェやロースター(焙煎所)が直接コーヒー農園に赴き、正しい価格で購入するという透明性の高い取引です。南米やアフリカなどの、搾取されているコーヒー農園が少しでも減り、倫理的にも素晴らしいコーヒーがこうやって広がっていくと嬉しいですね。