ワルシャワ旅行 久々のかしまし女子旅で食べまくり!

今週頭、2泊3日でポーランドはワルシャワに行ってきました!

毎週旅行三昧で夏休みを大満喫中です(^^) あんなに夏休みどうしようと心配してたのに大忙し!(笑)


ポーランドの首都、ワルシャワは、ショパン空港とモドリン空港と空港が2つあるのですが、LCC専用のモドリン空港を使えば超格安で行くことが出来るのです。どのくらい格安かと言うと、最安値で往復20ユーロ!!しかも物価もとても安い!ホテルも結構いいとこを取って1人30ユーロほど。ベルギー在住の皆さん、コペンハーゲンに続きオススメの旅行先ですよ!


ということで、初めてのポーランドに出発です。


まずはポーランドについての予習。ベルばらや皇帝ナポレオンの作者である池田理代子さんによるポーランド史漫画がススメです。


18世紀末、長く続く内政混乱の果て、大国によって国土を分割されたポーランドは、その姿を世界地図から抹消された。列強に蹂躙されてきた祖国・ポーランドの誇りをとりもどすため、亡き父の思いを受け継ぎ、ユーゼフ・ポニャトフスキが立ち上がる!!祖国解放の英雄・ユーゼフの生涯を軸に、悲劇の国・ポーランドの歴史をドラマチックに描いた池田理代子の歴史ロマン大作!!


ポーランドってアウシュビッツのイメージが強すぎて、恥ずかしながらこの漫画を読むまでポーランドが一時世界地図から消えただなんて知りませんでした。

ポーランドは、ロシア、プロシア、オーストリアに分割され、1795年に消滅。第一次世界大戦後の1918年に再度独立を果たすまでの、なんと123年ものあいだ世界地図から姿を消していたのです。人が生まれてから死ぬまで以上の長い期間、ポーランドがなくなっていたということは、「ポーランド」を知らずに一生を終えた人がいるということなんですよね。祖国がないなんて、心の拠り所がない、とても辛い状態だったろうなぁと思います。

ポーランドが悲劇の国と呼ばれるのは、その後もさらに悲しい歴史があって、第二次世界大戦では戦場になるし、またもやドイツとソ連に二分されてしまいます。列強に翻弄されてきた国なんですね。


そういうポーランドの歴史を踏まえて見てみるとまた感慨深いです。

ワルシャワの一番の見どころは、世界遺産にも登録されている旧市街なのですが、これの何がすごいかと言うと、人々の努力と熱意が評価されて登録されたというとても珍しい例なのです。ワルシャワの旧市街は、第二次世界大戦でドイツ軍により徹底的に破壊されたのですが、人々はそれをレンガのひびの一つに至るまで忠実に再現し、再建したそうです。ポーランド人の故郷に対する愛情が伝わってきますよね。


その旧市街がこちら ↓

ほんとに素晴らしい街並みでした。

そしてなんといってもオシャレなんです。どんなカフェやレストランに入っても小粋でちょっと今風。建物は新しい訳ではないのですが、上手くリノベーションをして素敵に仕上げてあります。


女子4人で何度もカフェやバーに入ってその雰囲気を満喫しました。おしゃべりも尽きないし、女子旅は楽しいですね。

素敵なカフェでお茶


朝食もこだわりたい


どこに行ってもオシャレで、いろんなカフェ巡りもしたかったのですが、やっぱりポーランド料理は押さえないと!ということで、伝統料理にもチャレンジ。女子旅ってなんだか食べてばっかりな気がします(笑)

ポーランド料理といったらまず「ピエロギ」でしょう。ポーランド流餃子で、具は何種類もあります。チーズ入り、ほうれん草入り、肉入り、豆入り、ジャム入り…などなど。4人いるので色々試せてお得でした。お店によってもメニューは様々。味は初めて食べる味。餃子の皮は、中国の餃子にちょっと似ているんですが、中身はどちらかというと酸味があるものが多い。ビールのつまみにパクパクと進みますが、サイズが意外と大き目なので4つくらいででお腹いっぱいになります。

ちなみに一皿頼むと1人では食べきれないくらい来るので、ハーフがあればそれを頼むことをオススメします。

お肉とチーズのピエロギ


もう一つの名物は鴨のローストのリンゴ添え。こちらも美味しかったけど、ベルギー料理にもありそう?な感じで今一つ、らしさを感じられず。



鴨のローストのリンゴ添え


そして私たちに大ヒットしたのが、じゃがいものパンケーキ、プラツキ(PLACKI)。すり下ろしたじゃがいもに小麦粉、卵、塩コショウを混ぜて焼きあげるのですが、これがカリカリでほんとに美味しい!ソースは、写真のものはマッシュルームですが、色々な種類があります。ビールにも合うし、これは簡単そうだからぜひ家でも再現してみようと思います。


じゃがいものパンケーキ、プラツキ(PLACKI)


他にも色々食べたのですが、ちょっと割愛。最後にここで特筆すべきが、ポンチキというドーナツ。

手のひらサイズのドーナツの上に砂糖のコーティングがしてあり、それにオレンジピールを乗せて爽やさをプラス、食べ進めていくと中に甘酸っぱいバラのジャムが入っています。絶妙なバランスでコーヒーとの相性もばっちり。これは10個くらいペロリと食べれちゃいそうですが、カロリーが心配なので泣く泣く1つでストップしておきました。

ポーランドのドーナツ、ポンチキ


おまけ


常にお腹いっぱい!の私たちでしたが、そんな状態の胃袋にするりと入ってきたのが…、なんと、うどん!ワルシャワで、驚くほど美味しい日本のうどん屋さんを発見してしまったのです。

その名も「UKIUKI」。現地でも大人気らしく早く行かないと麺がなくなってしまうほど。

インテリアも他のワルシャワのレストランに負けず劣らずオシャレですが、味も絶品で、こんなに美味しいうどんと天ぷら、久しぶりに食べました。麺は手作り、こしがあって太いけどしっかり出汁がからみつく。天ぷらはどうやったらこんなにサクサクに出来るのってくらいサクサクとした歯ごたえで耳にも嬉しい。

クオリティは日本と同等、または日本以上かも。そして値段ももちろん安い、4ユーロくらいかな。ベルギーにもこんなうどん屋出来てくれればいいのに!と心から思いました。私たちのテンションもこのうどん屋で最高潮に達しました(笑) やっぱり我々は日本人なんですね。


野菜天ぷらうどん


皆さん、特に海外からポーランドに行かれる方は、ぜひUKIUKIのうどん、試してみてくださいね。

Atlanta Life ~via Belgium~

2015年~2017年はベルギーで。2017年8月よりアメリカはアトランタで生活を始めました。

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