秋の北西部フランス旅行 その1
先日、友人4人と北西部フランスへ2泊3日で旅行にいってきました!
訪れた街は、アミアン、オンフルール、サンマロ、カンカル、モンサンミッシェル、ルーアン。全て本当に素敵な街で、素晴らしい旅行となりました。
まずはピカルディ地方のアミアン。アミアンはブリュッセルからノルマンディ方面に向かう途中のちょうど2時間地点に位置し、休憩に持ってこい。
アミアン大聖堂(ノートルダム大聖堂)がとっても有名。完全なものとしてはフランスで最も高く、室内空間も最も広い大聖堂だそう。カメラを縦にしないと全容が入りきれない!
とくに素晴らしかったのが彫刻。レースのような繊細さで、石なのにこんなに細かく、軽やかに仕上げられるなんてほんとにすごい技術です。完成したのは13世紀ですが、その後もずっとブラッシュアップの作業が続いたそうです。
大聖堂の床には聖地エルサレムに向かう迷路が描かれており(白と黒の縞模様)、いかに殉教が難しいかを表現しているそう。中央祭壇の前の通路の真ん中部分には、終着を示すラビリンスがあり、熱心な信者はその中央に立ち、祈りを捧げていました。
そして次がノルマンディ地方のオンフルール。アミアンからまた2時間、ちょうど休憩のタイミングだったのでここでランチをしました。オンフルールは私がこの旅で一番気に入った街!
印象派の画家達の題材になった旧港があり、ここでブータンが若かかりし日のモネに絵の手ほどきをしたとか。この港は本当に絵になって、光の射し方や太陽の具合で印象が変わるので、私も印象派の画家達に寄り添うような気持ちで沢山の写真を撮りました。
旧市街は、木組みのカラフルで可愛いらしい家が建ち並び、小さな街の割にはレストランや雑貨屋さん、お土産屋さんも充実し、コンパクトに纏まっているので効率的に散策が出来ました。今まで木組みの家はフランス東部のアルザスやドイツだけだと思っていたのですが、ノルマンディにもあるなんて驚き。木組みの家の分布図なんてものがあれば見てみたいなぁ(ちゃんと探したらありそう)。
<散策途中に見つけたとあるおうちの窓辺。中にいる人形がなんとも言えない表情をしている>
ここからまた2時間のドライブで、次はブルターニュ地方のサンマロへ、そしてモンサンミッシェルへと向かいますが、それはまた次の記事で。
サンマロに着いた頃にはもう真っ暗になっていたのでご飯を食べて翌日は明るいうちに観光です。
この日だけで、ピカルディ⇒ノルマンディ⇒ブルターニュと3つの地方を制覇!フランスの地方巡りってとっても楽しい!フランス本土の中には全部で13の地域圏があるそうなので、こっちにいるうちにぜひ全部回ってみたいなぁ…
ご参考までに私がかなり練りに練った、「ブリュッセルから行く2泊3日のフランス北西部を巡る旅」の行程を載せておきます。我ながら良い行程でした^^
<Day1>
- 8:00 Brussels出発、Amianへ(Brussels=>Amian 233km)
- 10:30 Amianで休憩、Honfleurへ(Amian=>Honfleur182km)
- 13:00 Honfleurでランチ
- 15:00 Honfleur出発、San Maloへ(Honfleur=>Saint Malo236km)
- 19:00 San Malo到着、夕ご飯(オイスター)
- 22:30 Cancaleホテル着
<Day2>
- 8:00 Cancale出発、Mont Saint-Michelへ(50km)
- 9:00 Mont Saint-Michel到着、観光
- 12:00 Mont Saint-Micheでオムレツランチ
- 14:00 可愛い村に立ち寄る(Mont Saint-Michel=>Beuvron en Auge*5 160km)
- 17:00 可愛い村出発、Rouenへ(Beuvron en Auge=>Rouen 112km)
19:00 Rouen*6到着、晩ご飯
<Day3>
- 8:00 朝食
- 9:00 Rouen観光
- 12:00 ランチ
- 15:00 Rouen→Brusselsへ
- 18:00 Brussels着
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