週末アンダルシア
先週末はスペインはアンダルシアに行ってきました。
ブリュッセル朝発のMalaga(マラガ)行きの飛行機に乗って、マラガを起点に2泊3日で、アンダルシア地方を巡るという旅程。
南スペインは春真っ盛りで、色とりどりの花が咲き乱れ、眩しいくらいの日差しで、あぁースペインにいるなぁと何度も実感して素晴らしい旅行となりました
<どこの南国!?と思ってしまうマラガの風景>
そして、、今回の旅行では初めての試みが。
それはAirbnbを使うこと!日本でも少しずつ広がりを見せてきているようですが、いわゆる民泊ですね。Airbnbのサイトで自分たちに合いそうな家を探して、家主と連絡を取って交渉成立。トラブルを防ぐためお金のやり取りは全てサイト上で行います。
今回はマラガ駅のすぐ側のマリネスさんのお宅にお泊り。とても管理が整った高級マンションの最上階のお宅で、使っていない部屋を旅行者に貸し出しています。料金は1泊45€とリーゾナブル。
部屋は清潔で快適だったし、マリネスさんにオススメ情報も色々教えてもらえて、おかげで地元のBarで美味しいボカディージョ(サンドイッチ)にもありつけました。
地元の人とのコミュニケーションって結構思い出に残るんですよね。Airbnb、ぜひまた利用したいと思います。
1日目は朝ブリュッセルを出発したのが朝の6時だったこともあり、マラガには9時台に到着。そのままコルドバに向かい、効率的に行動できました。目的はメスキータと花の小道があるユダヤ人街。
メスキータは馬蹄形の赤と白の縞々の柱が印象的なイスラム教とキリスト教が融合した建造物。このエキゾチックなイスラム風の佇まいから、ぱっと見はイスラムな感じだけど、ちゃんと「聖マリア大聖堂」というカトリック的な名前がついています。でもそもそも、この場所を指す固有名詞になっている「メスキータ」はイスラム教で「モスク」を指すので、名実ともにキリスト教とイスラム教が融合していますね。
もともとメスキータはスペインがイスラム支配下だった8世紀にモスクとして建てられたそう。その後、レコンキスタの進展に伴ってカトリック支配になると、既存のモスクの上からカトリック的要素が加えられて現在のような形となりました。
こういうのって、全部破壊されてしまって残ってないことが多いと思うのですが、私はスペインのこういう大らかなところがすごく好きです(南米ではまた状況は異なりましたが)。当時のスペインがイスラムの建築の素晴らしさを認めていたのか、はたまた建て直す余裕がなかったのか、ただの合理主義か分かりませんが、いずれにせよ、この素晴らしい建造物が、支配者が変わっても残っていて、後世の私たちも見ることが出来るのはすごく嬉しいことですね。メスキータの逆パターンとしてトルコのアヤ・ソフィアを思い出しました。
こちらがメスキータの内部。
この柱はなんと850本もあるそうで、視界いっぱいに柱の連続が広がるのは圧巻です。
メスキータの近くにはユダヤ人街があって、白壁の細い入り組んだ路地ずっと続いています。
その中でも「花の小道」は大人気で、狭い道の両側に植木鉢が沢山飾られていてとても可愛い。私が10年ほど前に行った時は茶色の植木鉢だった気がするのですが、最近青になったのでしょうか?
個人的には茶色の方が好きだったけど、青も白壁と合って素敵です。
コルドバの観光を終え、マラガへは電車で1時間で到着。
見どころが近いところに固まっているので、短期滞在者に優しいアンダルシアです。
次の日は白い村をドライブです!
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