アルデンヌでこびとのビールを堪能!「Achouffe醸造所」

可愛いこびとの妖精さんのモチーフで有名なAchouffe(アシュフ)醸造所に行ってきました。


ビールも美味しいし、パッケージも可愛いからずっと行ってみたかったんですが、前調べたときは、醸造所ツアーには最低申し込み人数6人という制限があって、断念してたんですが、今回また調べたら1名から予約可能になっているではないですか! ということで早速申し込んで行ってきました。

ただ、醸造所見学(9ユーロ)は、英語・オランダ語・フランス語の3か国語で行われていますが、それぞれ曜日が違うので要注意です。醸造所のホームページでオンライン予約(オンライン決済)が出来るのですが、閲覧している言語に合わせたスケジュールしか出てきません。

英語モードでホームページを見ていると、見学の日程は火曜日のみしか表示されませんが、言語をフランス語またはオランダ語に変えて見てみると週末も選べるようになります。 私たちは週末にしか行けないため、週末にも開催されているフランス語の醸造所ツアーに行ってみました。フランス語のためもちろん全部は分かりませんが、私たち用に英語のパンフレットをくれたり、一部個別で英語での説明もしてくれたりしたのでそんなには困りませんでした。


<醸造所内部の様子>


醸造所の場所はベルギーの南、リュクサンブール州、ブリュッセルからは車で1.5~2時間ほどです。アルデンヌの美しい森林地帯に囲まれたこの醸造所は、Achouffeという小さな村の中にあり、醸造所の名前は村の名前に由来しています。 創業は1970年代後半、第1回目の醸造は1982年に行われ、その時はたったの49リットルだったそう。それからどんどん拡大を続け、2006年にはあのDuvelビールで有名なDuvel-Moortgat社の傘下に。醸造所周辺は、メルヘンなアシュフビールの世界観が造られていて、もしかしたらデュベルグループに入ってから多くの投資を受けたのかも…。 敷地内には、醸造所、ショップ、池や公園、直営らしきブラッスリーが3軒あり、どれも綺麗に手入れされていました。賛否両論ありますが、大手の傘下に入ると色々メリットがありますね。


<池や人口の島があります>


醸造所ツアーは、まずアシュフ醸造所についての短いビデオを鑑賞して、そのあと、醸造スペースの一部にてアシュフのビールの種類や醸造方法についての説明があります。ツアー自体は意外とあっさりとしていて30分もかからずに終了、あとはカフェでビールの試飲です。


試飲は、まずは定番のブロンドビールの「La chouffe」と、ブラウンビールの「MC Chouffe」の飲み比べ。 ワロンのビールらしく、スパイス(コリアンダーやオレンジなど)が入っていて、度数は高めですが(8%)、とてもフルーティーで飲みやすいビールです。 3種類目のビールは、「Chouffe Soleil」または「Houblon Chouffe」から1つ選ぶのですが、私たちは2人だったので、1種類ずつ両方をチョイス。Chouffe Soleilは名前の通り、太陽(Soleil)が似合う夏用の、アルコール度数低めのビールで(6%)、爽やかに美味しく頂けます。Houblon Chouffeは、こちらも名前の通りホップ(Houblon )の効いた味。トリプルビールに通常の3倍の量のホップを投入しているそうです。

私が気に入ったのは定番の「La Chouffe」と「Chouffe Soleil」。ふんわりと甘く、メルヘンチックなパッケージも相まって何だか楽しい気持ちにしてくれます。


<こびとさんの絵が可愛い!このグラスをもらいました>


ツアーを予約すると、小さなのグラスと、直営ビアカフェでの試飲1杯無料券も(よって計4杯試飲可能)ついてくるのでなかなかお得。 ワロンの豊かな自然の中でおとぎ話気分を味わえる醸造所、おすすめです◎


<こびとさんが色んなところにいます>



Atlanta Life ~via Belgium~

2015年~2017年はベルギーで。2017年8月よりアメリカはアトランタで生活を始めました。

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