ハルの森(Bois de Hal)へお散歩
今日ベルギーはイースターです
本当なら、うさぎと卵のデコレーションで幸せに満ちた雰囲気なんだろうけど、街には弔旗が掲揚され、人も少ない気がします。。
私も今頃モン・サン・ミッシェルだったのになぁ…なんて思いながら、手持無沙汰な休日を過ごしています。
イースターは夫は3連休だけですが、学生の身の私にとっては2週間の休み。
スケジュール帳がびっしり埋まっていないと気が済まない性格なので、2週間何も出来ないなんて本当に発狂してしまいそうです…。。
そんな私を見かねて、森に散歩に行くくらいはいいよね、と今日は夫がハルの森(Bois de Hal)に連れて行ってくれました。ベルギーには本当に素敵な森が沢山あります。
ハルの森は「ブルーベル」という紫色の野生のヒヤシンスで有名な森。
シーズンは4月中旬からで、こんな幻想的な風景が見られます。
※写真はウィキペディアから借用
今日はまだシーズンには早いけど、下見に行ってみよう!ということで行ってみると…
ブルーベルの代わりにBOSANEMOON(蘭語)という白くて可愛い花が咲いていました。 蘭語⇒英語⇒日本語と辿っていくと、日本語ではヤブイチゲ(藪一華)という花のようで、アネモネの一種だそうです。
これがBosanemoonの花。
ハルの森はとっても広くて、道の両脇にひょろひょろとした背の高いベルギー人のような木が規則正しくずーっと続いていて、たまに脇道もあったりするので気ままに進路を変えたりして散歩を楽しむことが出来ます。両脇を見渡すとの緑の絨毯の中に白い花が咲いています。
冬の間は木は禿げていて葉っぱがないので、ダイレクトに太陽の光が地面に届き、背の低い草花もしっかり光合成出来ているようです。
また、ベルギー特有のコロコロと変わる天気のおかげで、日が射したり曇ったりして、森の表情もあわせて変わり、それがとても幻想的な体験で、何枚も写真を撮ってしまいました。昔の印象派の画家達もこの一瞬一瞬の変化を逃したくなくて沢山絵を描いたんだろうなぁ。
たまーにちょっとせっかちなブルーベルの花も!
ブルーベルのシーズンではなかったからか人が少なくゆったりと散歩が出来ました。
次はシーズンに行ってみようと思いますが人が多そう!
駐車場は沢山ありますが、1つ1つが小さそうなので早朝か、遅い時間に行ったらいいかもしれません。
私達が停めたのは「P10」というところで、20台も停められないような小さな駐車場でした。
住所は、Chemin Du Long Tour 6, 1420 Braine-L'alleudとカーナビに入れるとここの近くに着きますよ。
ここに分かりやすい説明あり ⇒ http://www.bel2.jp/tourism/article/hal.html
地図はこちら ⇒ https://goo.gl/maps/rnXseTqNEd52
ハルの森の案内板
おまけ
今日の空。最近晴れが続いて嬉しいですが、明日からしばらく雨みたいです。
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