私のチーズ入門3「Mozzarella(モッツァレラ)食べ比べ!」
今日はちょっと趣向を変えて…、モッツァレラチーズの食べ比べです!
モッツァレラは私のお気に入りのチーズでよくサラダに入れて食べています。
ベルギーに来てから週1くらいで食べているので味も分かっているつもり。
いつもは節約も兼ねて…、50セント(!)の激安のものを買っています。
これがいつもの激安モッツァレラ↓ 近所のMatchというスーパーで購入しています。
今日は…、ベルギーでモッツァレラを食べ慣れた私が高級モッツァレラを食べたらちゃんと分かるのだろうか!?という食べ比べをやってみました。ドキドキ。
で、購入したのはこちら「Mozzarella di Bufala Camapana」、5.9ユーロ!
高級スーパーRobで、しっかり「DOP」付きのモッツァレラを買ってきました。DPOは原産地呼称制度でしたね。
では試食の前に基本データをおさらいです。
「Mozzarella di Bufala Camapana」
ちなみにモッツァレラとはイタリア語の引きちぎるという意味の「mozzare」に由来するそうです。餅つきの時にアツアツのお餅を手でくるっと引きちぎりますよね、それと同じような感じで作るそうです。
- 基本DATA
- タイプ: フレッシュタイプ
- 産地: ラッツィオ州、カンパーニャ州
- 原料: 水牛、全乳
- 表皮: 引きしまって薄く白い
- 中身: 真っ白で弾力があり
- 形状: 不揃いな球形
- 料理: ピザやカプレーゼ(トマトとバジルと一緒に)など
- マリアージュ: 白ワイン
- 味: 甘い乳の香りと優しい酸味。癖がなく食べやすい
ちなみに安いチーズの方には単に「Mozzarella」とだけ書いてあります。
こっちの方は牛乳で造ったチーズ。一般的にイタリア全土で製造され、DOPもなく単にモッツァレラと呼ばれています。私が買っているものはドイツ産でした。
モッツァレラと言えば水牛だと思い込んでいたのですが、単にモッツァレラと言うと牛乳なんですね。知らなかった。
ではでは、さっそく試食タイムです
左がいつもの安いやつ(ドイツ産牛乳製)、右が高級なモッツァレラ(イタリア産水牛製)です。
新鮮なものほど切り口からミルクが染み出してくるとか。高級チーズの方が染み出している気がします。また、牛乳製の方が固くて切りやすかったので切り口も角ばっています。
気になるお味は… 全然違う!!
夫にはブラインドで食べ比べをしてもらったのですが、ちゃんと分かってくれました(よかった!)。
牛乳製の方は淡泊で木綿豆腐のような感じ。味があまりなく、なんにでも合います。歯ごたえもしっかり。
水牛製の方はうっすらとした酸味があり、若干の獣臭さ(やはり牛以外には不慣れなので…)が感じられました。でも慣れたら全然平気だし美味しい。
サラダに使うならいつものやつがいいかな、と思いましたが、単品で食べるなら絶対水牛製が美味しかったです。味の深みが全然違うし、ワインともよく合いそうな感じでした。
モッツァレラはナチュラルチーズの中でも淡泊な味わいなので、日本でうけて広く食べられています。豆腐の代用として醤油をかけて食べたり、味噌漬けにしたり、なんと豆腐の代わりに味噌汁に入れて食べるという食べ方もオススメらしいですよ!
今度50セントの方のチーズで試してみようと思います。
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