SPAのSPAでリラックス♪
最近ちょっとストレスが溜まり気味だったので…、今週末は癒しの旅に行ってきました♪
行き先はベルギーの東の方にあるSPA。
温泉を意味する「スパ」の語源になった街です
我が家（ブリュッセルの東端）からは、車で1.5時間ほど東南東の方向に行ったところで、のどかな風景を見ながらドライブも楽しめました（＾＾）
＜のどかな風景が広がってます＞
SPAの街自体は日本ではあまり有名ではありませんが、実は結構有名な観光地で、巨大温泉施設やF１のサーキットなどがある街。こじんまりとしているものの、こぎれいでなかなか栄えていました。ちなみにF１レースの時期なると、ホテルは2年先まで予約が一杯になるくらい世界中から人が集まるそうです。
SPAの歴史はとても古く、なんとローマ時代から温泉地として知られていたそう。
16世紀頃には有名な王侯貴族がたくさん訪れたとか。一番有名なのはロシアのピョートル大帝で（北方戦争で勝利してロシアの基礎を築いた人ですね）、彼の病気がSPAのおかげで治ったということで、SPAの評判が一気に上がりました。
（上）カジノもあります
（下）ポセイドンのこどもみたいな像も
（上）街の広場。マグノリアが満開でキレイ！
（下）SPAらしく水関連のオブジェ多数
そして私達の目的地はもちろん…SPAのスパ！
家だとヨーロッパ特有のユニットバスでなかなかゆっくり浴槽につかるということが出来ないので…SPAのスパ、「Thermes de Spa」にやってきました。
一番安いチケットが、3時間20ユーロで、閉館が21時なので逆算して18時に到着。
人が少なくなる時間を狙って行きました（実際閉館間際は少なくて広々～！）。
受付でジェントンをもらい、それを腕につけて館内を移動します。
施設内での喫茶などの利用等はすべてこのジェトンでピッと行って、出る時に清算するという合理的なシステム。財布を持ち歩かなくていいので便利ですね。
男女共通のロッカーで水着に着替えたらまずシャワー。ここで体の汚れを落として温泉に入ります。
温泉内はガラス張りになっていて、SPAの街を一望でき（この温泉施設は山の上にある）、まるで巨大な温室のよう。そして結構塩素の匂いがして（ちょっと残念）温泉と言うより温水プールのような感じ。
体を洗ってシャンプーして、いそいそとお湯に入ってみると…、寒い！！！
なんと温度３２度。どんどん体温を奪われていく感じがします…
温かい温泉を求めていた日本人的にはちょっと期待ハズレ…
いくつか小さなジェットバスコーナーもあったので行ってみましたが、１～２度温度は高いもののそこも寒い。。そして気泡の勢いがものすごく顔にばしゃばしゃかかります笑。
あまりにも体が冷えてしまったので、2階のサウナに行ってみました。
サウナは2種類あって、一つは水着のまま、もう一つは水着着用不可（そして混浴）。
私達は水着着用の方に行きましたが、裸で入るほうのサウナコーナーには38度の小さい湯船もありました。ここに入りたかったけど混浴だし裸だし…ってことで断念。。
ようやく冷えた体をサウナで暖めたら再度温泉（冷泉？）にチャレンジ！そしてまた冷えてサウナへ、というサイクルを繰り返しました。
正直私はThermes de Spaは寒かった、という思い出が濃く残ってしまい、もうリピはないかなと思ってしまいましたが、施設内は清潔で、常に床など掃除をしてくれているし、最新設備が整ってるし、悪くはないと思います。私の夫は久々に広いところにゆっくり浸かれたということで結構満足していました。
あとSPAと言えば源泉巡りも楽しみの一つ。付近にはこんなに源泉があって、それを飲むことが出来ます。コップ片手に飲み比べもいいですね。
（ちなみに一つ一つは結構距離が離れているので車での移動じゃないと厳しいです）
Le Pouhon Pierre le GrandLa Source de TonneletLa Source de la ReineLes Sources de la Sauvenière et de GroesbeeckLa Source de la GéronstèreLa Source de Barisart私達は上の２つに行ってきました。
Le Pouhon Pierre le GrandSPAのインフォメーションセンターの中にあります。
料金は1ユーロ。気になるお味は、、硫黄の香りと微炭酸で決して美味しいとは言えないけれど、体には良さそう！
La Source de Tonneletここは無料硫黄に加えて鉄っぽい味がしました。
SPAの源泉を飲むのは色んな病気（心臓疾患や呼吸器の疾患など）にいいそうですよ。
あとベルギー内にあるSPAが紹介してあるサイトを見つけたのでリンクを貼っておきます。
友人からアーヘン（ドイツですが）のスパはまあまあ温度が高かったと聞いたので、今度はそっちにチャレンジしてみようと思います！そう言えばハンガリーのスパは結構温度が高くてよかったですよ(^^)
そして今回の旅行のサプライズ！！
宿についてチェックインをしようとすると流暢な日本語で話しかけられ…、なんと日本在住26年のベルギー人の方とその奥さまの日本人の方がオーナーでした！
「Le Clos du Lac」というB&Bで、清潔で居心地も良く、すっかり気に入ってしまいました。
お二人にもとても親切にして頂いたし、窓から見えるお庭もとっても素敵だったし、朝は鳥のさえずりで目覚めるという清々しい寝起きでした。
またこの辺りに来た時は、ぜひこちらにお世話になりたいです(^-^)
スパ情報
【Thermes de Spa】
住所：Colline d'Annette et Lubin, 4900 Spa
料金：大人1人20ユーロ
※有料駐車場有り
※水着必着用、タオル有料、
シャンプー、ソープなしなので持参することをオススメします
宿情報
【Le Clos du Lac】
住所：Route du lac de Warfa, 52 -54, B-4845 Sart-Lez-Spa
TEL：87-77 61 20（日本語可）
※１泊約７０ユーロ、朝食込（I時期よって異なる）
おまけSPAでの日曜日の朝、ブロカント（蚤の市）に行ってきました。
そこで思わぬ戦利品をGET！
（左）ベルギーのアンティークブランドBOCHのコーヒーカップと砂糖入れ（？）
（右）カフェオレボウル
袋に入るだけ入れて全部１ユーロ！というお店で発見。
（左）布製のかわいいカバーでジャケ買いしたA5サイズの本。
インテリアで飾りたい♪ 1冊1ユーロをまけてもらって5冊で4ユーロ。
（右）立体的なうろこの模様がかわいいカフェオレボウル、２つで3ユーロ。
（左）写真真ん中の赤いやかんも可愛かった！
（右）蚤の市の様子
こんなに可愛いものが見つかるなんて蚤の市はやめつきになりそう
これから気候がいい時期になるのでいろいろな蚤の市に行ってみようと思います。
【SPAのブロカント（蚤の市）】
毎週日曜日 07.00 - 13.00Parc de Sept-heuresで開催
0コメント