ワロンの美しい村巡り

私達がのんびり週末を過ごしている間、熊本で大きい地震がたくさん起こりました。

大分や佐賀など九州各地でも余震が続き、被害も拡大しているようで、ベルギーから日本のニュースで悲惨な映像を見て、ただただ心配しています。こちらからでは肌感覚での状況がよく掴めていませんが、一刻も早く状況が改善するよう祈っています。

おととい16日にはエクアドルで大地震が起き、現時点で350人の方が亡くなり、その周辺諸国もいま大変な状況になっています。

このような突発的な自然災害が世界各地で起き、ヨーロッパや中東ではテロのような人為的災害が起き、今後世界はどうなっていくのだろう、、と悲しく、途方もない気持ちになってしまいますが、少しでも明るい世界が訪れることを願っています。多くの亡くなった方に哀悼の意を捧げます。

 

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日曜日のSPAからの帰り道、かわいい村に寄りました。

寄ったのはSoiron（ソワロン）とOlne（オルヌ）という村です。

今日はこの２つの村と素敵な本のご紹介です。

地図はそろぞれこちら　⇒　Soiron　Olne

 

先日３冊の本(ベルギーの田舎町、ベルギー南部ロマン紀行、ベルギー　フランダース)を買いました。どこかに出掛ける時、近くにかわいい村があったらついでに寄ろう！ということでさっそく本を見ながらSPAの帰り道に寄り道してきました(^^)

 

ベルギーという、観光ではそんなにメジャーではない国で、「田舎」にスポットを当てて丸々1冊ベルギーだけで本が出てるなんてかなり珍しいことです。大体においてベルギーはオランダとルクセンブルクと纏めて1冊の本にされてしまうので。。

ちなみにオススメは一番上の「ベルギーの田舎町」という本。情報量もこれが一番多いし、この本にしか載っていない情報も多数。

ワロンとフランダースの方は、そこまで^田舎に焦点を当てておらず、結構有名な観光地の紹介もしているので普通のガイドブックと被ることもあります。

 

この間買った本3冊♪

ではさっそくSoironとOlneのご紹介を。

二つともとても小さな村で10分くらいあれば村の中心部分はすぐに周り終わってしまいます。

大きな見どころもないので、ここを目的地にするのではなく、「ついでに」寄るのをオススメします。あと「村全体」のゆったりとした雰囲気を楽しむ。

 

もう一つは、道中がとてものんびりと、穏やかな田舎道なのでそれにとても癒されること。心が浄化されていく感じ。

素敵だなぁ、こんなところで暮らしたらどういう感じなんだろうなぁと思いながらドライブを楽しみます。

 

道中はこんな雰囲気。　牛が近い！

 

 

ではまずはSoironから。

Soironの村ではとっても可愛い猫の家を発見！

窓に猫の模様が。チャーミングです。

 

（上）昔使われていた洗濯所。　洗濯石が置いてありました。水が流れていて、驚くほど透き通っていてキレイ！

（下）教会のすぐ裏にあまり目立たない感じのレストランがあり入ってみました。

通りにはほとんど人がいなかったのに席はほぼ満席！残念ながら予約がいっぱいで入れなかったですが本格フレンチらしく、こんなところにこんなひっそりとした名店があるんだなぁと感心してしまいました。

レストランはあとで気付きましたが、両方とも本「ベルギーの田舎町」にも記載ありました。

 

 

そして次はOlneへ。

本によるとここは可愛い市庁舎が見所とか。

それがこちら↓　ロココ様式らしいですが、私のイメージのロココはもっと華やかな感じだったので、こんなロココもあるんだなぁと思いました。

 

市庁舎の脇にはチャーミングな人形が。

 

 

ちなみに、「２４の美しい村」という日本のベルギーワロン観光局の認定した村があり、こちらでその全てを確認することができます。

今回訪れたSoironとOlneも美しい村に認定されています。

ただ、ベルギー本国のオフィシャルサイトというのもあって、そこでは１つ違う村を美しい村として認定しています。

日本のサイトでは、リエージュ州Deigne（デニェ）を美しい村と案内、本国オフィシャルサイトではデニェではなく、ナミュール州Gros Fays（グロ＝フェ）という村が登録されています。

てことでどっちも美しいはずなので全部で25の美しい村ですね！

ワロンの美しい村については、こちらのサイトにも詳しく載っています。

 

ベルギーにいる間に全部行けたらいいなぁ。。　（現在２/２５）