チコリコーヒーにチャレンジ
この間、フランス語の授業でチコリを使ったコーヒーの話題が出てきました。
ミニチュアの白菜みたいなちょっとほろ苦いお野菜ですね。
(ちなみにチコリはベルギーのフランス語では「Chicon」、フランスのフランス語では「Endive」と言います)
カフェインレスのため、妊婦さんを始めとして子どもから大人まで、フランスやドイツ、ベルギーではとってもメジャーな飲み物だそうです。
確かにチコリは苦いしコーヒーの代用になりそう!と思ったら、使うのは根の部分でした。
そう言えば、前に訪問した醸造所でもホップの代わりにチコリの根っこを使った面白いビールがあったなぁと思い出しました。 →記事はこちら
チコリは健康にも良いらしく、コーヒー党の私は興味津津!
主な効能は、整腸作用、足のむくみを取る、血糖値の上昇を抑える、など様々な効果があるそうです。 詳しい説明はこちらの「ハーブティー薬草データベース」に載っています。
でも、そもそもなぜチコリでコーヒーなんて作ろうと思ったんでしょう。
調べてみると、戦争の度にコーヒーがヨーロッパ大陸から消え(コーヒーを輸入すると貿易赤字が拡大するから)、コーヒーを飲みたかった庶民が苦肉の策としてチコリの根っこでコーヒーに似た飲料を作ったのが広まったきっかけになったそうです。
そんな庶民の味方のチコリコーヒー。
スーパー(いつものストッケルのMatch)で探してみるとコーヒーコーナーで発見!!
さっそく買ってみました(1.6ユーロ)。
見た目は細かい粒子でココアのよう。小さじ4杯取ってお湯を注いだら出来上がりです。
味はコーヒーとほぼ同じ。
ちなみにたんぽぽの根っこを使ったコーヒーというのもありますが、ベルギーでは断然チコリがメジャーです。
値段もリーゾナブルだし、味もコーヒーそっくりでさらに健康にもいいので、ぜひ試してみてください♪
おまけ
そういえば先日コーヒー関連の漫画を読みました。
テロの影響でしばらく家に軟禁状態だったもんで…
読んだのがこちら↓ この中にもたしかチコリかたんぽぽのコーヒーが登場していたと思います。うんちく漫画なので楽しみながら勉強出来ますよ。
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