ランビックビールの祭典へ!! ~Nacht van de Grote Dorst~
昨日の金曜日の夜にLambic(ランビック)ビールの祭典に行ってきました!
ランビックビールとは、ベルギー独特の自然発酵の酸っぱいビールです。
私のお気に入りのビール!
今回はこのビールに特化した珍しいビアフェス しかも開催は2年に1度、そして1日のみ、これはベルギーに住んでいるからには行かないともったいない!
何でこんなレアなビアフェスを知ったかと言うと、、、以前醸造所巡りをしていたときに偶然出会ったビールのプロの方のFacebookをフォローしていたところ、彼がこのイベントをフォローしていたのです。本当にビールのアンテナが高くてすごい!おかげでこのイベントに参加できて感謝です。
参加していた醸造所は以下の通り↓
ちなみに黄色のハイライトの醸造所は以前私が醸造所訪問したことがあるところです。
- Boon (Lembeek)
- Brouwerij Cantillon (Anderlecht)
- Geuzestekerij De Cam (Gooik)
- De Troch (Wambeek)
- Brouwerij 3 Fonteinen (Beersel)
- Brouwerij Girardin (Sint-Ulriks-Kapelle)
- Geuzestekerij Hanssens Artisanaal (Dworp)
- Hoge Raad voor Ambachtelijke Lambikbieren
- Brouwerij Lindemans (Vlezenbeek)
- Moriau (Sint-Pieters-Leeuw)
- Brouwerij Mort Subite (Kobbegem)
- Brouwerij Oud Beersel (Beersel)
- Gueuzerie Tilquin (Bierghes)
- Brouwerij Timmermans (Itterbeek)
- Allagash Brewery (Portland, Maine USA)
- Huisstekerij Bokkereyder (Belgium)
開催地はTimmermans醸造所の近くの教会の庭?のようなところ。
この辺りのブリュッセルの南西部20キロ圏内は、ランビックの醸造所が多いエリアなのです。ランビックビールが出来るには特定の野生酵母が必要で、その微妙な組み合わせががこの地域で実現するためランビックの醸造所が多くなっている訳です。
会場は普通の住宅街のようなところ。近づくにつれて少しずつ車も増えていきます。
観光バスも2,3台止まっていましたがランビックに特化しているだけあってこじんまりとしたビアフェスでした。
勝手に屋内だと思い込んで上着を着ずに来たら…、なんと会場は屋外!寒い!
ビアフェスに行くときは今度から屋内か屋外かちゃんと調べようと決意しました…。
仕組みは他のビアフェス同様、ジェトンを購入してそのジェトンでビールを買う仕組みになっています。入場料はなし、その代わりにグラスを購入し(1つ2ユーロ)、自分の好きなスタンドに行ってジェトンでビールを購入します。
ジェトンは50ユーロで50枚、20ユーロで18枚、10ユーロ8枚。
<会場の全体像> <ランビックビール用のグラスを購入>
<これがジェトン>
寒いのであまり長居できないけどビールは飲みたいし、困ったなぁと思っていると、なんと瓶をそのまま提供して自分で空けて飲んでるスタンドが多いことに気付きました!!これはラッキーです。開けずに持って帰ればビールをGETして家でゆっくり飲める訳です。
ランビックビールはコルクで栓をしているものが多いので、自分で栓を抜けるため、お店の人に開けてもらう必要がないので、ビアフェスの会場でも未開封のまま渡してくれる訳ですね。
ただ、ボトルでもサイズの関係で必ずグラスに注ぐ醸造所や、樽出しで売っている醸造所もあるのでそこは買ったグラスで飲まないといけません。
あまり一般流通していない醸造所のスタンドを一つ一つ観察しながら、その場で飲まないといけなそうなビールからまずトライ。
まず1杯目は、Huisstekerij Bokkereyderのビールにしました。
ここのビールはかなりレアで一般には流通していないよう。
↑ここに少し詳細が書いてありました。
私達が選んだのは「Druiven 2015」というブドウのランビック(左)と、「Saison lambiek」(右)。
ブドウは甘酸っぱくて美味しい!セゾンは若干の硫黄臭がしますが、あぁーランビック臭くていいなぁと思いました。
あまり上手く撮れていませんが、説明も載せておきます。
ここの醸造所のはボトルが買えなかったので2杯目もここで…と思って買いにいったら、20時半くらいの時点ですでに売り切れ!コニャックのランビックというのもあったので飲んでみたかったのですが残念!!
ということで2杯目はGirardinのKriekenlambiek。かなりあっさりとしていて、ジュースのよう。
アルコール感もあまり感じられず、田舎で出てきそう手作りの薄いジュースのような感じでした。これはこれで良し。
<GirardinのKriekenlambiek>
このあたりで寒くなってきたのでボトルを4本購入して退散!
値段は本当に様々。1本10ユーロ以上するものや、5ユーロのものなどなど。
私達はお財布と相談しながら計30ユーロ分を購入しました。
買ったのは、この4本↓
・MoriauのOude Geuze
・GirardinのFaro
・HanssensのOudbeitje Lambic
・HanssensのOude Gueuze
飲むのが楽しみです(^^)
あとランビック系のイベントを3つ発見しました!!
これもぜひ行ってみようと思います♪
- Week-end de la fermentation spontanee 2016年 5月28日、29日
- Dag van de Kriek 2016年 6月4日
- Dag van de Lambiek 2016年 12月3日
今回のビアフェス
イベント名:Nacht van de Grote Dorst(The Night of Great Thirst)
日時:2016年4月22日(金)19~24時
場所:Kerkstraat (next to nr. 55), 1701 ITTERBEEK (Dilbeek)
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