Leuvenのビアフェス「Zythos Bierfestival」へ!
ちょっと書くのが遅くなってしまいましたが…、先週の日曜日はブロカントの後、ベルギー最大、ヨーロッパ最大級のビールのフェスティバル「Zythos Bierfestival」に行ってきました
会場はベルギー自慢のビールの街、Leuven(ルーバン)。世界一のビール会社AB InBevのお膝元です。AB InBevはあのステラ・アルトワで有名な会社ですね。
Zythos Bierfestivalは、巨大なイベントホールで開催され、駐車場もたっぷり、シャトルバスも運行し、ベルギー中、そして世界中からベルギービールファンが訪れます。
今回は88の醸造所から500種類以上のビールが出展されました。
ビールリストはこちらで確認することが出来ます。
私はもちろん予習をして臨んだ訳ですが、このビールリストは醸造所別になっていて、ビールの種類別に見たい私にとってはちょっと見づらくそこが不満でした。
でも当日会場で配られる冊子は醸造所別、ビアタイプ別に検索が出来て使いやすく、ほっと一安心。事前にタイプ別の方も公開してくれたら有り難いんだけど。
当日はものすごく沢山のビールがあって、かつ自分が飲める量には限界があるので、飲みたいビール10種類くらいに当たりをつけておかないといけないのです。
それではビアフェスのレポートに。
会場についたらまず、ジェトンとグラス(後で返却したら2ユーロ戻ってきます)を購入します。
私達はスターターキット(10ユーロでグラスとジェトン5枚)×2と、ジェトンの10枚セットを買いました。これで1人10杯分です!
今年からもっと沢山の種類のビールを試せるよう、グラスが小さくなったので(100cc)、10杯くらいはいけそう(実際このサイズは小さすぎる気もしましたが)。 また、もう飲めない!となってしまっても、ボトルの販売をしている醸造所もあるので、お土産にボトルを購入することも出来るのでご安心を。ジェトンじゃボトルは売らないよ、という醸造所もありますが、交渉したら買えたり、まけてもらったりも出来るので、いろいろと交渉してみてください(^^) 周りの人とのコミュニケーションがビアフェスの醍醐味ですね。
<会場の様子>
ジェトンをゲットしたらまずは場所探し。
このビアフェスには結構座れるスペースがあるので、私達もしっかり椅子と机を確保。
各自お目当てのビールを買いに行ってここで飲みます。
ビアフェスには軽食も出ていますが私はいつも持ってくる派。
今回は赤飯のおにぎりと(空腹で飲んだら酔うので…)、マルシェで買ったサラミと、ドイツで買ったおかき(1.5ユーロで大量に入っている)、イタリアで買ったぺペロンチーの味のおつまみを持参しました。美味しいビールには美味しいおつまみを、です。
ちなみにサラミはStockelのマルシェで買えるのですが(20本で5ユーロ)、ここのはとっても美味しいのでぜひ試してみて下さい!持っていくと必ずみんなに褒められる私のお気に入りの一品です。常時20種類くらいのサラミを売っているサラミ専門店です。
ちょっと脱線してしまいましたが、選んだビールの紹介を。
選んでて思ったのですが、私はランビックとかオーク樽熟成とかワイン酵母とか乳酸菌とかそういう系のキーワードが入ったビールが好き、ということが分かってきました。自分の好みがはっきりしてくるとビールを飲むのがもっと楽しくなってきます。
1杯目はお気に入りのランビックビールから。酸っぱい自然発酵のビールですね。
選んだのはBoon醸造所のOude Geuze BoonとOude Geuze Black Label。
Black labelというのは初めて見ましたが一番、ドライなランビックだそうです。
酸っぱくて美味しい!まだここの醸造所には行ったことがなかったので、今度行ってみようと思います。
次はDe Leite醸造所。
ここの醸造所のビールは今回一番気に入りました!
私が飲んだのはBon Homme、Cubee Jeun' homme、Cubee Mam'zelle、Fils A Papa 5の4つ。
一番美味しかったのはFils A PapaとCubee Mam'zelle。
Fils A Papaはソフトな酸味があり、甘くて、複雑な味わいがふわーっと口の中に広がる感じ、あとペールエールっぽい味もしました。味もパッケージも今風な感じです。
Cubee Mam'zelleはバーレーワイン(麦ワイン)というカテゴリー。
ワインの酵母を使っているのです。
とっても好みだったので醸造所訪問出来るか聞いたのですが、20人以上じゃないとダメとのこと。こういう条件の醸造所は結構多くて、なかなか訪問が難しいです。残念。。
でもお土産にFils A Papaのボトルを1本購入。またどこかのビアフェスで見つけたら必ず飲もうと思います。
お次はVan Sttenberge醸造所。
飲んだのはMonksとGulden Draak Quadruple。
もはやあまり覚えてないのだけど、二つも美味しかったのは確か。
Gulden Draak Quadrupleもバーレーワイン(麦ワイン)というカテゴリー。瓶内二次発酵で、ワイン酵母を使っているそうです。アルコール度数もワインに近く10.5%と高めです。
こちらの醸造所も訪問は9人から。でも行ってみたいなぁ。
次はVan Den Bossche醸造所。
私の好きな2つのブランドを造っている醸造所。
以前ビアフェスで知り合ったオランダ人のマダムにプレゼントしてもらったBUFFALO GRAND CRUというビールが大変気に入って、またこのビールに出会ったので飲んでみました。赤ワインのようなビール。ビールと思って飲んだら驚きます。
あともう一つはPATER LIEVEN BLOND。これはベルギーに来て初期の頃に飲んで美味しくて感動したビール。こちらはたまにスーパーで見かけますね。とても華やかで女の子が好きそうなビールです。
醸造所訪問はある程度人数がいないとダメと言っていましたが、HPを見たら営業時間が記載してあったので開いている時にダメ元でトライしてみようと思います。見れなくてもビールは買えるはず!
あともはやどんな味だったか覚えてませんが、他にもセゾンビールの飲み比べをしたり、ローデンバッハ系の熟成が長いビールなどいろいろ飲みました!ビアフェスって楽しいですが、飲み過ぎてもう最後には何がどんな味だったか分かんなくなりますね(笑)。結局覚えてるのはタイプだったか、タイプでなかったか、ですが、それさえ覚えていたらまた見つけた時に買えるので良しとします。
今回のビアフェスはさすがベルギー最大なだけあって、以前醸造所訪問したかなりレアな醸造所、ホフ・テン・ドルマールやローテルボーも出展していました。
旧友に久々に会ったような感じでなんだか嬉しくなりました。肝臓の処理能力の問題で飲みたくても飲めませんでしたが…。
また、会場ではビール関連の沢山グッズが販売されていました。
大麦やホップを使ったチョコレートも発見!ちなみにここのチョコレートはホップの苦みがきいていてすごく美味しかったです。ビールとチョコレートのミックスなんてベルギーらしい!
そして最後はお楽しみのくじ引き♪
1回1ユーロでくじを引いて、当たったらビール関連グッズをGET出来るのです。
私たちは前回のブルージュのビアフェスでビールを当てたので味をしめて今回もチャレンジ!
するとなんと1.5リットルのマグナムボトルが当たりました~!!(写真右)
当たったのはCurtiusというリエージュの醸造所のビール。この醸造所のオーナーはなんと20代。スタンドにはイマドキの感じのジャケットのビールが並んでいました。こちらは醸造所訪問OKとのことで、ビールが気に入ったらいつかの週末に飲みに行ってみようと思います。
左の3本は飲みきれなかったジェトンで購入したビール。
可愛いジャケットのと(左)、ブルーベリーのビールと(真ん中)、今回私が一番気に入ったビール(右)です。
なかなか消費が追いつきませんが…(笑)、また来月もビアフェスがあるので行ってこようと思います!
【Zythos Bierfestival (ZBF)】開催日:2016年4月23日(土)~24日(日)会場: Brabanthal住所:Brabantlaan 1, 3001 Leuven駐車場:有り(4ユーロ)
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