Zermatt(ツェルマット)でアルペントレッキング!
Geneve(ジュネーブ)空港に着いたら電車のチケットを購入し、アルプスへの玄関、Zermatt(ツェルマット)に向かいます。
私達は木曜から日曜までの4日間の旅なので、4日間の周遊券が便利。1人約250ユーロで、急行以外の全ての電車、バス、トラムに乗り放題、かつ、登山電車やロープウエイが半額になります。旅程にも依ると思いますが、私達はバラで買うよりこちらがお得でした。
それにしてもスイスの乗り物ってびっくりするくらい高いですね…。電車はとてもキレイで、広く快適で有り難いのですが。。ツェルマットで乗ったロープウエイなんて片道約30ユーロもしました。なのでこれが半額になるとなかなかインパクトがあります。
電車はジュネーブからVisp(ヴィスプ)で乗り換えツェルマットへ。
車窓からの風景は最高で、あっという間の4時間でした。山頂から中腹にかけてしっかりと雪をたくわえた山々が脈々と続き、雪解け水の流れるクリームがかった薄水色の小川や、春の小さな花々、子羊達、可愛らしい伝統的な家屋が目を楽しませてくれます。
車窓も座席の高さから天井まで目一杯広く取ってあるので、まるで映画を見ているかのようなパノラマが道中続き、写真を撮るので大忙しでした。
写真下<車窓からの風景>
写真下<この地域独特の色をした小川>
そして、登山電車に乗ったりロープウエイに乗ったり、トレッキングをしたりして感動のボルテージはどんどん上がっていきます。
一番良かったのはトレッキング中に見た大自然。これを見てしまうと、今で見たものが全部薄れてしまうくらいすごい迫力で、360度全部が大迫力のパノラマでした。
ツェルマットに行くなら絶対にトレッキングをすることをオススメします。じゃないともったいない。
トレッキングは地球の歩き方や、るるぶにかなり沢山のコースが載っています。
私達はZermattからGornergratまで登山電車で行き、GornergratからRiffelalpまで再び登山電車で戻り、そこからZermattまで歩きました。ガイドブックによると難易度はとても低そうでしたが、全然そんなことなかったので油断しないように、です。
私達は雪道を2時間と、山道を3時間(休憩含む)、結構な勾配や斜面を含む山道を歩きました。人はほとんど歩いてないし(5時間で3組)、途中で案内板がなくなっている箇所が数か所あり、帰り道が分からなくなるしで(運に助けられた)、なかなかハードかつ不安を含むトレッキングでした。靴はゴアテックスのしっかりした登山靴で行きましたが、普通のスニーカーだときつかったと思います。
季節にもよるかもしれませんが、この辺りをトレッキングされる方はガイドブックの難易度を信用せず、しっかりした装備で、そして案内板がなくなっている箇所があるので方位磁針と詳し目の地図があったら安心かと思います。あと途中の村は夏しか営業していないので、飲み物と食料をしっかり持っていくことをオススメします。
たまに不安に襲われたトレッキングでしたが、マッターホルンの雄大な景色を独り占めして、本当に幸せで心洗われる時間でした。今まで50カ国以上旅してきましたが、ここの景色は確実に私のBEST3に残りました!
写真下<ロープウエイの車窓から。怖い!>
写真下<頂上の駅(Gornergrat)>
写真下<指差してる辺りを2時間ほど歩きました>
私達が泊まったのは「Chalet Medi」というアパートメントホテルで、ちょっと狭かったですが駅近、清潔でよかったです。簡易キッチンと食器が付いていたので夜はスーパーで買ったサラダを食べたり、持参したカップラーメンを食べました。これはこれで満足。
スイスは物価が高いのでこういうアパートメントホテルがオススメです。
宿名:Chalet Medi
住所:Untere Mattenstrasse 22, 3920 Zermatt, Svizra
URL:http://www.chaletmedi.ch/home_11.html
【時期について】
スイスのベストシーズンは7,8月ですが、今回行った5月は当たりでした。
事前情報でとても寒そう(気温はマイナス!)だったので、戦々恐々としてダウンやらカイロやら用意していたのですが、意外と暖かく(半袖の人もちょくちょくいました)、ちょっと拍子抜けしたくらいでした。雪道を歩くときはダウンの上にウインドブレーカーを着ましたが、カイロを貼るほどではなかったです。
また、オフシーズンなので人もそんなに多くなく、電車もいい位置に座れたし、ホテルも夏の時期の半額でした。
春の花も咲いていたし、動物も沢山見れたし、雪の中も歩けたし、いいとこ取り?!って感じで大満足です。多くのガイドブックにあるように、ベストシーズンは夏かもしれませんが、5月もオススメです◎
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