オランダのZeeland(ゼーラント)州にドライブ
昨日のベルギーはとってもいい天気でした!
太陽が出ているだけでほんとうに幸せな気分になるのはヨーロッパに来てからよく思うこと。天気予報のチェックも欠かせません。
そんな快晴の中、昨日はオランダのZeeland(ゼーラント)州にドライブに行ってきました。
ゼーラント州はオランダの南西部に位置し、南はベルギーと、西は北海と面しています。zeeは海、landは土地という意味で、名前の通り、海の土地で州の4分の3が海抜ゼロメートル以下にあるとか。
ゼーラント州はオランダ人が最もオススメするリゾート地ですが、いまは海辺にはちょっと寒いので、私たちが今回向かったのはYerseke(イアーセーケ)という漁村とVeere(フェーレ)という中世の趣を残す可愛らしい村、そしてその近くのOostkapelle(オーストカペッレ)という小さな村。
まず向かったのがイアーセーケ。ブリュッセルからは車で1時間半ほどで、あっという間に到着です。
目的は牡蠣!そう、ここイアーセーケでは、オランダとベルギーで消費されるムール&牡蠣の8割がで養殖されているのです。到着すると海岸沿いにずらりとオイスターレストランと養殖の池が目に入ります。
<こんな感じで牡蠣の養殖がされています>
行ったのはOESTERIJというレストラン。というのも日曜日に行ったのでこの界隈ではこのお店くらいしか開いていなかったから。お店は大繁盛で、常に並んでたし(結構回転が速いのでそんなに待ちません)、味もばっちりでした。
頼んだのは生牡蠣3種盛り、グラタン牡蠣、スチーム牡蠣、ロブスターのスープ。
生牡蠣は日本のクリーミーな牡蠣が美味しいかなぁという印象。そして私は昔、貝に当たったこともあったのでかなり恐る恐る食べたのと、なんと牡蠣の貝殻に小さいミミズのような虫がついていたこともあり、あまり楽しめませんでした…苦笑
生牡蠣以外はものすごく美味しかったです。特にロブスターのスープなんて今年で食べたご飯の中で一番美味しいかもってくらい感動モノ。これのためだけにでもまた来たいなぁ。
<生牡蠣3種盛り>
<スチームとグラタンの牡蠣>
<ロブスターのスープ>
こちらがレストランです↓ 日本人の方もちらほら見かけましたよ◎
店名:OESTERIJ
住所:Havendijk 12
4401 NS Yerseke
ご飯の後は、イアーセーケの街をぶらぶらと歩いて腹ごなし。レストランのテラスから牡蠣養殖のところにも行けるようになっていて、カモメと牡蠣のショットを撮ったり、海を見たり。街の方は新興住宅にも見える家の形が珍しくて沢山写真を撮りました。
<牡蠣の養殖>
<可愛い家たち>
そして次の目的地はVeere(フェーレ)!イアーセーケから車で30分ほどで到着です。
もうここはホントにフォトジェニックな街で一瞬で気に入りました。徒歩で回れる小さな街ですが、結構観光地として有名なようで、街の中心に駐車場もあって便利。
入江のような感じで海がジグザグに街に入り込んでいて、そこに沢山の船が停泊し、船の間から教会や可愛い街並みが覗けます。素敵な小道もいっぱいあるし、センスの良い住民たちの玄関周りのコーディネートも完璧だし、とにかく可愛い街!
海の街らしく、玄関についているドアノッカーが、魚やヨットのモチーフのものが多かったのが印象的でした。
<魚モチーフのドアノッカー。ドアに空が映り込んで、魚が空を泳いでいるみたい>
<印象派の画家が絵に描いちゃいそうな風景>
<ちょっとベルギーのゲントにも似てるけど、こっちの方がしっぽりとしています>
<素敵な小道も…>
ハロウィンが近いので、素敵なハロウィンオブジェもたくさん見つけました!
<センスの良い住民たちの玄関先>
<センスの良い住民たちの玄関先2>
<道路脇に急に見つけたカボチャ農家?のオブジェ>
最後に、フェーレから車で10分くらいのOostkapelle(オーストカペッレ)という街にも寄ったんですが、ここは普通の街という感じだったので敢えて行かなくてもいいかな。
とにかくイアーセーケとフェーレはとても素敵な街なので、ぜひ休日のドライブ候補にしてみてくださいね!
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