私のチーズ入門19 「ギリシャのフェタチーズ」
今日は先週末マルシェで買った「フェタチーズ」です!
Stockelのマルシェのお気に入りのスタンドで1kg 7ユーロ、今回は試しに200gだけ購入してみました。日本にいたときは意識したことのないチーズでしたが、ベルギーではスーパーやレストランでもよく見かける割とメジャーなチーズ。味の想像はついていたのですが、いつかちゃんと試そうと思って買ってみました。
こちらがギリシャを代表するフェタチーズです↓
ではまず基本情報から。
Feta(フェタ)
基本DATA
- タイプ:フレッシュタイプ
- 産地:バルカン半島
- 原料:羊乳、山羊乳(私が買ったのは山羊でした)
- 表皮:なし
- 中身:白くボロボロとした身
- 形状:角盤状
- 熟成:フレッシュな状態で食べるが、4-5日から6週間くらいまで
- 味:塩味
アテネ郊外の羊飼いが作り始めたと言われていて、なんと2000~3000年前には存在したとされる超伝統ある古典的なチーズ。造り方ももちろん古典的で、山羊乳、または羊乳を原料としたフレッシュチーズを固めて、食塩水の中に塩漬けにして熟成させるという製法。
よって味はとても塩辛いです。イタリアのペッコリーノロマーノもそうですが、紀元前から存在していると言われるチーズは、塩がポイントのようですね。
食べる際は、水や牛乳につけて塩抜きにしてから食べるのが一般的。それでも塩辛さは残りますが、おかげで私の苦手な山羊の獣臭さは全く気にならず美味しく頂けました。最近少しずつ山羊を克服しつつあるかも!?
そのまま食べるにはちょっと味が濃いので、サラダやフルーツと一緒に食べます。
今回はサラダの上に小さく刻んだフェタチーズをのせて、シンプルにオリーブオイルとレモンで食べました。美味しい!こんな少量でもしっかり塩気を感じます。
アレンジレシピで、キヌアとも混ぜてみました。いつもキヌアにはオリーブとドライトマトを和えるのですが、この日は切らしていたので人参とフェタチーズで。味付けはレモンとオリーブオイルのみ(キヌア自体は野菜コンソメで炊きました)。これもなかなかイケますよ。
フェタチーズってさっぱりと食べれるので食欲がないときにもいいかも。
いろんな国の食材を食べれるのが嬉しいブリュッセル。次はどこのチーズを食べようかなぁ~
日本の数分の1の価格で食べれるのも嬉しいですね。
私のチーズ入門も今回で19回目。
初めて食べるチーズを、毎回こうやって少しずつ掘り下げていっていたら、この前何の気なしに解いたチーズ検定の問題が全問正解でした◎少しずつチーズの勉強も続けよう!
ちなみに私のオススメの書籍はこちらです(^^)
体系的かつ楽しく学べていいですよ。
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