秋の北西部フランス旅行 その2
すっかり旅の記録が追い付かなくなってきましたが、今月頭に行ったフランス北西部旅行の続きです。アミアン、オンフルール、サンマロ、カンカル、モンサンミッシェル、ルーアンを回る旅です。
前回はアミアン⇒オンフルールまで書いたので今回はサンマロから。
さて、Saint Malo(サンマロ)と言えば牡蠣で有名な、イギリス海峡に面した城壁に囲まれた港町です。ここでは夕ご飯に牡蠣を食べるだけのつもりだったのですが、あまりにも素敵な雰囲気だったので、翌日の朝、明るい時間にもう一度来ることに。この季節だと17時には真っ暗になってしまうので夜は観光は出来ないのです。
夕ご飯の牡蠣はというと、、そんなに感動に値する感じではありませんでした。牡蠣が好きだったら、市場みたいなところでガッツリ食べて感動したかもしれませんが、適当に入ったレストランではそう感動はないですね。牡蠣の調理法は生しかなく、当たるのが怖い私はかなりハラハラしながら食べました。生牡蠣が不安だったので何軒かレストランを回ったのですが、どの店も生しか置いてない。牡蠣フライなんてものはこっちでは食べないんですね。。牡蠣に大きなこだわりはないですが、この前オランダで行ったイアーセーケの牡蠣はまたわざわざ食べに行きたい味だったので、こちらに軍配が上がりました。
夜のサンマロはこんな感じ。堅牢な要塞の街です。門をくぐると沢山のレストランが。
明るいうちにどうしても見ておきたかったサンマロの街、翌日の朝は生憎の曇り空でしたが、とても雰囲気のある街で一見の価値ありでした。海の色がエメラルドブルーでとってもキレイだった!
街をぐるっと取り囲む城壁の上を歩きながら、外側は海、内側は市街地という景色を楽しみました。とっても贅沢な散歩コース。モンサンミッシェルに行く機会があれば、ぜひサンマロもセットで行ってみてください。
サンマロはその昔、凶暴な海賊の街として悪名高かったそうな。なんと1590年から4年間だけサンマロ独立国を宣言したこともあるそう。その名残がまだ街に残っていて、街のいたるところに海賊モチーフの看板が!昔のサンマロはどんな感じだったんでしょうか。
<海賊モチーフのポストカードも売ってありました>
そしてサンマロの次はこの旅のメインであるモンサンミッシェルへ!
モンサンミッシェルはすごかったけど、想像の方が勝ってしまったので、大きな感動はなく(笑)
一番良かったのは潮の満ち引きを見れて、モンサンミッシェルを出る頃には島全体がすっかり海の中に取り残されてしまったところでしょうか。潮の流れがとても激しかったのが印象的でした。この制限時間の中、昔の信者さんたちはモンサンミッシェルに向かっていたのでさぞかし大変だったんだろうなぁ。
モンサンミッシェルをじっくり見学したあとは、この旅の最終目的地ルーアンに向かいます。
それはまた次回!
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