ルクセンブルクとロレーヌ旅行 Day1:ルクセンブルク
冬休みを利用して、ルクセンブルクとフランス北部(メッス、ナンシー)に2泊3日の旅行に行ってきました!
本当はアイスランドと南フランスを1週間ずつ巡る大きな旅行を計画してたのですが、夫の受験勉強のため敢えなくキャンセル。。(でもその代わり友人と年末にローマに行くことになりました^^)
近場をこうやってのんびり車で旅するのもたまにはいいもんです。
1日目はルクセンブルクへ。ブリュッセルからは車で約2時間、あっという間に到着です。
ルクセンブルクの公用語はドイツ語に似たルクセンブルク語と、フランス語、ドイツ語。日本語で言う「ルクセンブルク」はドイツ語読みの国名を採用しているそう。そういえば、ベルギーのルクセンブルク国境の近くに、リュクサンブール州という州があるのですが、これはルクセンブルクをフランス語読みしたもので、元々はルクセンブルクの一部だったそうです。
ルクセンブルクには学生時代に一人旅で立ち寄ったことがあるのですが、城壁くらいしか覚えていなかったので、また新鮮な目で見ることが出来ました。 今回はクリスマス当日に行ったので、店は殆ど閉まっていたのですが、しっとりとしたルクセンブルク散歩もなかなか乙。
日本のお正月は最近ではお店も営業していて情緒がなくなってきている気がしますが、ルクセンブルクみたいに、街に誰もいない日があるのもいいですね。
1箇所だけほそぼそとやっていたクリスマスマーケットでホットワインを飲みました。メニューを見ただけで多国語国家というのを感じます。「Gluhwein(ホットワイン)」はドイツ語、赤か白か (Rouge/Blanch) はフランス語。でももしかしたらこれはドイツ語とフランス語が入り混じったルクセンブルク語だったりして。
ちなみにホットワインの値段は一杯3.5ユーロで物価の高いベルギーよりもさらに物価は高い雰囲気。そう、ルクセンブルクは一人当たりのGDPは世界首位をキープ、一人当たりの国民総所得は世界4位でとてもリッチな国なのです(by ウキペディア)。
<クリスマスマーケットのメニュー表>
大きさは私の地元の佐賀県ほど、でも人口は佐賀県の約半分の48万人(うち約半分が外国人)。規模としてはこんなに小国ですが、大国の狭間で、したたかに現在の地位を築いてきたんだろうなぁ。
主要産業は金融と情報通信分野だそう。ヨーロッパの中心地にあるという地理的メリットもありつつ、ヨーロッパの主要言語であるドイツ語とフランス語が公用語で、英語も通じることからソフト面の言語的メリットもあり、さらには企業に対する課税も低いことから税制面でのメリットもあり、大企業の投資誘致にも成功しているそうです。ヨーロッパの国もそれぞれ個性があって面白いですね。
首都のルクセンブルク(国名と同じ名前)はかなり高低差がある都市で、周りをぐるりと城壁に囲まれています。川が流れていてその上にずっしりと架かる眼鏡橋も古く威厳を感じます。
<城壁の中に川があり、旧市街がある>
<反対側から見た城壁内>
とても小さな街だし、お店も閉まっていたので観光はあっという間に終わり早々とホテルへ。
この日の夕ご飯はベルギーから持ってきていたおにぎりとお弁当と手作りお菓子。こういうのが一番美味しく感じるんですよね。
実はルクセンブルクでお目当てのお店があったのですが、1日目はお店が閉まっていたので、3日目の帰り道に寄ってきました。ルクセンブルク大公の御用達の「Oberweir」というお菓子屋さん(パンや軽食もある)です。
地球の歩き方にも載っている有名店ですが、とっても美味しいのでオススメ!
私はジュレ(なんと私の大好きなMaison Ferberのジャムとジュレが置いてあった!)、ブリオッシュ、パウンドケーキ、チョコレートを買いました。そういえばこのお店では店員さんはフランス語でした。
もうちょっと色んなお店に入って、ルクセンブルクの言語事情を覗いてみたかったなぁ。
さて次はフランスです。
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