極寒から酷暑へ… 次はギリシャ!
6月の連休を利用してギリシャに行ってきました。この時期のベルギーはほんとに祝日が多い!
ギリシャへは、家からシャルロワ空港まで2時間、シャルロワからアテネまで飛行機で3時間、空港は郊外にあるからホテルまでバスで1.5時間、久々の長旅です。
初めてのギリシャ(アテネ)の第一印象は、なんだかメキシコみたい!暑くて、日差しが強くて、人が多くて、ごちゃごちゃしてて、車の運転が荒くて、渋滞してて、サボテンが生えてて、人の背が高くない。私たちが着いた日は特別暑かったみたいだけど、それにしても涼しいベルギーに慣れてしまった私には暑くてたまらない!まだ6月頭なのに立ってるだけで、汗をかいてしまうくらいだから、真夏のギリシャはさぞかし暑いんだろうな。ギリシャに行くなら絶対春がベストシーズンだと思います。
<空が青いギリシャの街並み。右のホテル名はトリトン。ネーミングがいかにもギリシャ>
<丘の上から見たアテネ。暑い空気が写真から伝わるでしょうか…?>
ホテルでちょっと涼んでから行動を開始したのは、夕方5時。朝6時に家を出発してから随分時間がかかってしまいました。今回の旅行はかなりタイトスケジュールで、3泊4日でアテネ、ミコノス、サントリーニを自力で回るというタフなものなので、ゆっくりしてる時間なんてない。でも、その方が性に合ってるのでどんどん駆け巡って120%ギリシャを満喫することが出来ました。
実際来て思いましたが、ギリシャは時間に余裕を持ってくるとこですね。島が多いので移動に時間が取られるし(しかも交通費が高くかかる)、さらに陸の移動もなんやかんやで時間がかかる、それに遅延する。そして行く前は忙しくて全然調べられなかったけど、調べてみると行きたいところがどんどん出てくるんです。交通費がかかるけれど、滞在費は大したことないため、長くいた方が1日あたりのコストが下がる。3泊4日なんてもったいなさすぎる日程なので、今回は、とりあえず有名所に行ってみる、ということにして、いつになるか分からないけど次回、じっくりと時間をかけてこようと思います。
理想は、村上春樹さんみたいなギリシャの過ごし方。私の愛読書、「遠い太鼓」のギリシャ編のように、閑散期にギリシャに行って、のんびりとじっくりと色んな島を巡りたい。クレタ島、ロードス島、スペッツェス島…などなど。遠い太鼓はもう20年くらい前の本ですが、ギリシャ人の日常生活が垣間見れるので、とてもオススメです。
今回の旅でギリシャの雰囲気や旅の仕方は掴めたので、次回のギリシャ旅行に向けてたくさんのto doを取っておこうと思います。
あと、村上さんの他の著書でもギリシャが出てくるものがあります。村上さんの著書を何度も読んでずっと行きたかったギリシャ、来れて本当に嬉しい!
「雨天炎天」
女人禁制ですが、アトスでの巡礼について
「走ることについて語るときに僕が語ること」
夏のギリシャでのマラソン発祥コースをマラソン。アテネからマラトンまで。読んでるだけで汗かいちゃいそう。
ギリシャはユーロ圏で、物価が安いのが旅行者にはとても有り難い。アテネのローカルのカフェなんてベルギーの半額、とまではいかないけどかなり安い。フレッシュフルーツのジュースなんて2ユーロで、ザクロやキウイのジュースを飲みました。太陽の恵みを沢山受けたフルーツはとっても美味しい!
<フルーツジュース>
あと面白いのはカフェフラッペという飲み物。ベルギーの、とあるカフェでも一度飲んだことがあるけど、これは結構独特だと思う。というのも、インスタントコーヒーを使ったドリンクなので、ちょっとチープな、でも癖になる味がするんです。ミルクと砂糖はお好みなんですが、断然入れたがいいです。一度入れなかったらインスタントコーヒーの粉感が際立ってあまり美味しくありませんでした。
<カフェフラッペ>
ギリシャにくると食事もだいぶエキゾチックになるし、やっぱり違う文化圏って感じが旅のテンションを上げる。ギリシャ文字は読めないので、旅の難易度が上がって、なかなか地元の人のようには行動出来ないけど、エキゾチックな雰囲気を満喫出来ました。
<おまけ>
暑さで大変そうな動物たち
穴を掘ってひんやりした部分にお腹を入れる犬
街の至るところで寝ている猫。こんなに沢山の数の猫を一気に見るのは初めて!
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