アメリカのビール。

ビール大好きな私ですが、そういえばアメリカに来てビールのことを書いていませんでした。心配しないでください、ちゃんとビール飲んでますよ。でも今は糖質をちょっと気にし始めたので控え気味ですが。


アメリカに来て最初の頃ははどのビールを飲んでも「ベルギービールの方がいいに決まってる」という固定観念があったので、あまり美味しく感じませんでした。アルコール度数8%が当たり前のベルギービールの世界から、アルコール度数5%くらいが平均のアメリカに来ると、当たり前ですが、薄く感じます。そういえば、ロンドン旅行に行った時、大好きだったはずのイギリスエールが水みたいにしか感じられなかったのを思い出しました。アルコール度数って味への影響が大きいんですね。(イギリスのビールは4~5%のものが多い)

アメリカのビールはアルコール度数が平均5~6%ですが、それは単なる平均なだけでかなりバラエティにかなり富んでます。一昔前の感覚だと、アメリカと言えば薄―いビール、というイメージだったと思いますが、最近ではアメリカと言えば地ビールの聖地。アメリカ国内にはなんと醸造所が3000か所もあるんです。アメリカは広いと言えども、これってすごい数です。ビアースタイルだってベルギーに負けず劣らずすごい数があります。ということで、アメリカに来てからこっちのビールを少しずつ試しています。でも何点か問題が。


  • パッケージのデザインが好きじゃない!

何だかアメリカのビールってロックな感じのデザインが多い。私はベルギービールみたいなSimpleでTraditionalなデザインが好きなので、まずアメリカビールのデザインで躊躇する。魚だったりデビルだったり、あまり飲みたいと思わせないデザインが多い。まぁ物は試しということで買ってみると結構美味しかったりするのですが。


  • 6本セットからしか買えない!

まれに1本ずつ好きなビールを買えるスーパーはありますが、基本的に同じビールを6本セットで買わないといけません。ベルギーではパックから外して自分の好きなビールを1本から買うことが出来たので色んなビールを試すことが出来たので良かったのですが、ここではとりあえず6本同じビールを買わないといけないので、色々試せずに困っています。ホームパーティーに行く時に飲みきれない分を持って行ってなんとか消化中。


  • 名前が意味不明!

ビールの名前が「???」というのが多くて、とても覚えにくいです。英語だし、単語の意味は分かるのだけど、それでも意味不明。ベルギーにもたまに変わった名前のビールはありましたが、その比ではありません。

例えばこの間飲んで美味しかったフロリダの醸造所のビール。白ワインの樽で熟成しているので、爽やかな白ワインの香りがします。そんなビールの名前が「Green bench shopping cart cowboys」グリーンベンチ・ショッピングカート・カウボーイ??謎すぎる。


ということで、この2カ月でいろいろ飲みましたが、まだまだ「ココ!」というお気に入りのビールや醸造所には出会っていない状況。たまに醸造所訪問とかもしているのですがね(その時のことはまた別途書こうと思います)。アメリカのビールも当初に比べたらすごい伸び率で好きになっているのですが、やっぱり私はベルギービールが好き過ぎて、ベルギーを去ったことによってどんどんベルギービールを美化しちゃってるみたいです。

我が家の近所にあるアトランタが誇るクラフトビール。

ニジマスのパッケージのSweet water Breweryです。でも魚のパッケージのビールってなんかちょっと飲みたくないですよね…?

(画像はHPより拝借)


Atlanta Life ~via Belgium~

2015年~2017年はベルギーで。2017年8月よりアメリカはアトランタで生活を始めました。

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